スティーヴ・ライヒの注目の最新盤、『WTC 9/11』が入荷
ミニマル・ミュージックを代表する作曲家、スティーヴ・ライヒによるニュー・アルバム『WTC 9/11』がいよいよリリースされました。“Nonesuch”レーベルHPなどで、早くから紹介されてきた注目作。表題曲は、タイトルが示す通り、2001年9月11日にNYのワールド・トレード・センターなどで起こったアメリカ同時多発テロ事件をテーマとした楽曲。演奏はライヒをはじめ様々な現代音楽の楽曲をレパートリーとする弦楽四重奏団、クロノス・クァルテットが担当。ジャケット写真は、当初、アップしていたものと変わっていますが、作品を通して伝わってくる音楽のリアルなエネルギーが印象的です。他には、ブルックリンを拠点に活動する打楽器グループのソー・パーカッションによる“Mallet Quartet”、ティエリー・ドゥ・メイの映画に提供された2002年制作の“Dance Patterns”といったナンバーが収録されています。
※“Mallet Quartet”のライヴ・パフォーマンス映像を収録したDVD付き。
スティーヴ・ライヒ:
1. WTC 9/11 (2010)
2. Mallet Quartet (2009)
3. Dance Patterns (2002)
【演奏】
1)クロノス・クァルテット
2)So Percussion
3)James Preiss & Thad Wheeler (vibraphone)、
Frank Cassara & Garry Kvistad (xylophon)、Edmund Niemann & Nurit Tilles (P)
【録音】
1)2011年2月
2)2011年3月
3)2004年12月
Produced by Judith Sherman
Engineered by John Kilgore
<ボーナスDVD>
スティーヴ・ライヒ:Mallet Quartet (2009)
<ワーナー・コメント>
スティーヴ・ライヒの作品の多くを取り扱ってきたノンサッチより、クロノスSQによる新作『WTC 9/11』の発売となります。この作品はタイトル通り、2001年9月11日にNYのワールド・トレード・センターで起こったアメリカ同時多発テロ事件をテーマとした作品で、第1楽章『9/11』、第2楽章『2010』、第3楽章『WTC』と題されています。『Mallet Quartet』は2つのマリンバと2つのヴィブラフォンのための作品で、ブルックリンを拠点として活動している「So Percussion」によっての演奏。ティエリー・ドゥ・メイの映画に提供された2002年作の『Dance Patterns』が収録されています。またこのアルバムは、ライヒ75歳記念&ミニマル・ミュージック50年記念盤ともなっています。なお、ボーナスDVDとして『Mallet Quartet』の演奏映像が収録されています。
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