タワーレコード“RCA Red Seal”スペシャル・セレクション
『Sony Classical x TOWER RECORDS 共同企画』
タワーレコード“RCA Red Seal”スペシャル・セレクション・シリーズ
SONY CLASSICALとタワーレコードによる夢のコラボレーション!
今回、ソニー・クラシカルのご協力のもと、タワレコ・セレクションによる、全9タイトルが新規にCD化されます。ゲルギエフ、スラットキン、プレヴィターリ、ベルグルンド、スヴェトラーノフ、オーマンディ、リヒテル、P.ゼルキン、そして、カナディアン・ブラスといった一流アーティスト達による貴重な音源ばかりがラインナップされています。
ゲルギエフ・コンダクツ・チャイコフスキー&ベートーヴェン/ヴァレリー・ゲルギエフ
【収録曲】
ベートーヴェン:
(1) ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
チャイコフスキー:
(2) 交響曲第5番 ホ短調 作品64
(3) ドイツ連邦共和国国歌
(4) ソヴィエト社会主義人民共和国連邦国歌
【演奏】
ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)
ドイツ=ソヴィエト・ユンゲ・フィルハーモニー
ユストゥス・フランツ(ピアノ)(1)
【録音】
1989年6月11日、ドイツ、レーヴァークーゼン、シュタット・フォールムでのライヴ・レコーディング
ゲルギエフ若き日の知られざる凄絶ライヴによるチャイコフスキー「第5番」。
1989年6月11日、ベルリンの壁が崩れる5か月前、当時のソ連書記長だったゴルバチョフが西ドイツを訪問した際、その記念として行なわれた演奏会のライヴ録音。ドイツとロシアの優秀な若手奏者を集めて、ピアニスト・指揮者のユストゥス・フランツによって創設され、キーロフ・オペラ芸術監督、ロッテルダム・フィル首席客演指揮者を兼任していたゲルギエフが首席指揮者を務めていたドイツ=ソヴィエト・ユンゲ・フィルとの演奏である。政府の公式行事とはいえ、聴衆を前にしたゲルギエフの凄まじい熱気が若いオーケストラを包み込み、音楽をクライマックスへと導いてゆく生々しさが聴きもの。独・ソ国歌演奏付き。
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番/レナード・スラットキン
【収録曲】
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 ハ短調 作品43
【演奏】
レナード・スラットキン(指揮)
セントルイス交響楽団
【録音】
1989年10月3日、セントルイス、パウエル・シンフォニー・ホール
時代を超えた先鋭的な響きが存分に表出された、スラットキン渾身の名演。
アメリカの名指揮者、レナード・スラットキンが手塩にかけて育て上げたセントルイス交響楽団はRCAに数多くの録音を残しており、それらの中でもロシア音楽との相性の良さは周知の通りです。1986年から1989年にかけてスラットキンが毎年1曲ずつ録音したショスタコーヴィチの交響曲4曲の中で、唯一日本国内で発売されなかったのがこの第4番。ショスタコーヴィチの交響曲の中で最大の編成で書かれ、マーラーなどの影響を強く受けた先鋭的な作風の故に、作曲家ら初演まで25年を要したこの大作を、スラットキンが渾身の力を込めて描き出しています。
[日本初発売]
レスピーギ:ローマの祭&噴水、ロッシーニ:序曲集/フェルナンド・プレヴィターリ
【収録曲】
レスピーギ:
(1) 交響詩「ローマの祭」
(2) 交響詩「ローマの噴水」
ロッシーニ:
(3) 歌劇「セビリアの理髪師」序曲
(4) 歌劇「チェネレントラ」序曲
(5) 歌劇「幸福な錯覚」序曲
(6) 歌劇「泥棒かささぎ」序曲
(7) 歌劇「絹のはしご」序曲
(8) 歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
(9) 歌劇「ウィリアム・テル」序曲
(10) 歌劇「コリントの包囲」序曲
(11) 歌劇「セミラーミデ」序曲
(12) 歌劇「ブルスキーノ氏」序曲
(13) 歌劇「タンクレディ」序曲
【演奏】
フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
【録音】
1959年
オペラ指揮者として高名なイタリアの名匠プレヴィターリ、幻のリコルディ全録音。
チェトラ・レーベルへの一連のイタリア・オペラの録音でその名をはせたイタリアの名匠フェルナンド・プレヴィターリ(1907-1985)。ミラノ・スカラ座やフィレンツェ五月祭などオペラでの活躍の一方で、世界各地のオーケストラにも積極的に客演、中でも聖チェチーリア音楽院管弦楽団の首席指揮者を20年の長きにわたってつとめ、この伝統を継承したのは大きな功績といえます。この2枚組は、1959年にプレヴィターリがリコルディ・レーベルに残した全録音を集成したもので、名門オケの突き抜けるような明るい響きを生かした音楽作りが聴きもの。現在海外盤は発売されておらず、日本でしか入手できない貴重なアルバムです。
R.シュトラウス:ドン・ファン、ティル・オイレンシュピーゲル、ブルレスケ/パーヴォ・ベルグルンド
【収録曲】
R.シュトラウス:
(1) 交響詩「ドン・ファン」 作品20
(2) ピアノと管弦楽のための「ブルレスケ」 ニ短調 AV.85
(3) 13管楽器のためのセレナード 変ホ長調 作品7
(4) 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 作品28
【演奏】
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
セルゲイ・エデルマン(ピアノ)(2)
【録音】
1989年6月19日~22日、ストックホルム、フィルハーモニック・ホール
北欧の巨匠・パーヴォ・ベルグルンドが名門ストックホルム・フィルと残したR.シュトラウス作品集。
「左手に指揮棒を持つ指揮者」として知られるフィンランドの巨匠パーヴォ・ベルグルンド。シベリウスの大家としての側面ばかりが強調されていますが、実はオール・ラウンドなレパートリーを持ち、このR.シュトラウス作品集は、北欧の名門ストックホルム・フィルの首席指揮者を務めていた時代(1987-1991)にRCAに録音した貴重な1枚。細部まで緻密な配慮の行きとどいた丁寧な音楽作りで、シュトラスの練達のオーケストレーションの魅力を描き出しています。ロシアのヴィルトゥオーゾ・スタイルを現代に伝える名ピアニスト、セルゲイ・エデルマンが「ブルレスケ」で華麗なソロを披露しているのもポイント。
[日本初発売]
ゴパック~ムソルグスキー:管弦楽曲集&歌曲集「日の光もなく」/エフゲニー・スヴェトラーノフ
【収録曲】
ムソルグスキー:
(1) スケルツォ 変ロ長調
(2) 古典様式による交響的間奏曲 ロ短調
(3) 歌劇「ホヴァンシチナ」~荘厳な行進曲
(4) 歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」~第3幕序奏とポロネーズ
(5) 歌劇「ホヴァンシチナ」~第4幕第2場への間奏曲(追放されるゴリツィン公の出発)
(6) 歌劇「ホヴァンシチナ」~ペルシャの女奴隷たちの踊り
(7) 歌劇「ソロチンスクの市」~序曲
(8) 歌劇「ソロチンスクの市」~ゴパック
(9) 歌劇「ソロチンスクの市」~パラーシャのドゥムカ
(10) 歌曲集「日の光もなく」
[(1)(2)(4):リムスキー=コルサコフ編曲、(7)(8):リャードフ編曲、(10):スヴェトラーノフ編曲]
【演奏】
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア国立交響楽団
ナターリャ・ゲラシモーヴァ(ソプラノ)(10)
【録音】
1994年7月5日~9日、メッツ、アーセナル
時代を超越していたムソルグスキーの前衛性をスケール雄大に描き出すスヴェトラーノフの名演。
スヴェトラーノフが晩年にロシア国立交響楽団とRCAに録音し始めた「ロシア五人組」のアンソロジー・プロジェクトは、CD5枚分を録音したところで中断してしまったが、このムソルグスキー・アルバムはその最後に録音されたもの。初期の「スケルツォ」や「古典様式による交響的間奏曲」をはじめ、「ボリス・ゴドゥノフ」や「ホヴァンシチナ」からの管弦楽曲を散りばめ、自らがオーケストラ伴奏用に編曲した歌曲集「日の光もなく」での圧倒的なまでの絶望の吐露に至るまで、重量感に富む演奏で時代を先んじていたムソルグスキーの魅力をたっぷりと味わうことが出来ます。1994年フランス、メッツで組まれたセッションで録音されたため、このオーケストラのユニークな音色と響きが余すところなく捉えられている点も特筆もの。
[日本初発売]
テレマン:協奏曲集&ヘンデル:水上の音楽/ユージン・オーマンディ
【収録曲】
テレマン:
(1) 合奏協奏曲 ニ長調 [3本のトランペット、2本のオーボエ、ティンパニ、弦楽合奏および通奏低音のための]
(2) 協奏曲 ニ長調 [ホルン、弦楽合奏および通奏低音のための]
(3) 協奏曲 変ロ長調 [3本のオーボエ、3つのヴァイオリンおよび通奏低音のための]
(4) 協奏曲 ニ長調 [ヴァイオリン・コンチェルタート、トランペット、3つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、チェロ・オブリガートと通奏低音のための]
ヘンデル:
(5) 「水上の音楽」組曲 [オーマンディ編]
(6) 「水上の音楽」組曲 [ハリス編]
【演奏】
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
(1) ギルバート・ジョンソン、セイモア・ローゼンフェルト、ドナルド・マッカマス(トランペット)、ジョン・デ・ランシー、チャールズ・モリス(オーボエ)、ジェラルド・カーリス(ティンパニ)
(2) メイソン・ジョンズ(ホルン)
(3) ジョン・デ・ランシー、チャールズ・モリス、スティーヴンス・ヒューイット(オーボエ)、ノーマン・キャロル、デイヴィッド・マディション、ウィリアム・ド・パスクワーレ(ヴァイオリン)
(4) ノーマン・キャロル(ヴァイオリン・コンチェルタート)、ギルバート・ジョンソン(トランペット)、サミュエル・メイズ(チェロ・オブリガート)
(1)~(4) 通奏低音:ウィリアム・スミス(チェンバロ)、サミュエル・メイズ(チェロ)、ロジャー・スコット(コントラバス)
【録音】
(1) 1968年6月10日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
(2)-(4) 1968年6月11日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
(5) 1970年2月5日、フィラデルフィア、スコティッシュ・ライト・カテドラル
(6) 1971年4月22日&5月5日、フィラデルフィア、スコティッシュ・ライト・カテドラル
黄金時代のフィラデルフィア首席奏者たちが奏でる愉悦のテレマン。
テレマンの協奏曲4曲は、1968年、オーマンディがRCAに復帰した際に録音された一連のアルバムの1枚で、本拠地アカデミー・オブ・ミュージックで収録。トランペットのギルバート・ジョンソン、オーボエのジョン・デ・ランシー、コンサートマスターのノーマン・キャロルなど、オーマンディ時代後期のフィラデルフィア管の綺羅星のごとき名奏者たち16名がソリストにフィーチャーされており、オリジナル楽器や演奏様式の研究とは無縁ながら、ひたすらに音楽の愉悦のひと時を味わうことのできる名演です。ヘンデル「水上の音楽」はほぼ同時期に録音されたオーマンデイとハリスの2種類の編曲を収録しているのがミソ。2003年に特典盤として制作されたアルバムの一般発売。
カーネギー・ホール・リサイタル1960/スヴャトスラフ・リヒテル
【収録曲】
ハイドン:
(1) ピアノ・ソナタ第50番 ハ長調 Hob.XVI-50
ショパン:
(2) スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
(3) バラード 第3番 変イ長調 作品47
ラフマニノフ:
(4) 前奏曲 嬰ヘ短調 作品23-1
(5) 前奏曲 イ長調 作品32-9
(6) 前奏曲 ロ短調 作品32-10
(7) 前奏曲 嬰ト短調 作品32-12
ラヴェル:
(8) 水の戯れ
(9) 「鏡」~第5曲「鐘の谷」
プロコフィエフ:
(10) ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 作品82
[アンコール]
(11) 束の間の幻影作品22より
第3曲:アレグレット/第4曲:アニマート/第5曲:モルト・ジョコーゾ/第6曲:コン・エレガンツァ/第8曲:コモド/第9曲:アレグレット・トランクイロ/
第11曲:コン・ヴィヴィチタ/第14曲:フェローチェ/第15曲:インクイート/第18曲:コン・ウナ・ドルチェ・レンテッツァ
(12) 「シンデレラ」からの3つの小品 作品95~第2曲:ガヴォット
(13) 束の間の幻影作品22~第4曲:アニマート
ドビュッシー
(14) 前奏曲集第1巻~第5曲:アナカプリの丘
ショパン
(15) 練習曲 変イ長調 作品10-10
(16) 練習曲 ハ短調 作品10-12 「革命」
(17) マズルカ ハ長調 作品24-2
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
【録音】
1960年12月26日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ・レコーディング(1~11)、
1960年12月28日、ニューアーク、モスク劇場でのライヴ・レコーディング(12-17)
1960年12月26日、カーネギー・ホールを興奮の渦に巻き込んだ伝説的なリサイタルの全貌。
1960年秋、アメリカを初めて訪れたリヒテルは、全米各地でコンチェルト演奏とリサイタルを行なった。特にニューヨークのカーネギー・ホールでの連続リサイタルはセンセーショナルな話題を呼び、鉄のカーテンの向こう側にいたピアニストは大きな脚光を浴びることになった。当2枚組は、その全米ツアーの終盤にカーネギー・ホールで行われたリサイタルの全曲目をアンコールも含めてRCAがステレオ・ライヴ収録したもの。良好な音質で捉えられた、リヒテルお得意の曲目におけるスケールの雄大で圧倒的なピアニズムは、彼の数多いライヴ録音の中でも稀有の価値を持つ。
[日本初発売]
ショパン:ピアノ作品集/ピーター・ゼルキン
【収録曲】
ショパン:
(1) 華麗なる変奏曲 変ロ長調 作品12
(2) 夜想曲 ヘ長調 作品15-1
(3) マズルカ ハ長調 作品56-2
(4) マズルカ 変イ長調 (遺作)
(5) マズルカ ロ長調 作品41-3
(6) マズルカ ニ長調 作品33-2
(7) マズルカ へ短調 作品68-4
(8) マズルカ 変ロ長調 作品7-1
(9) 夜想曲 ホ長調 作品62-2
(10) ワルツ 変イ長調 作品64-3
(11) 新しい練習曲 変イ長調
(12) 前奏曲 変イ長調 (遺作)
(13) 子守歌 変ニ長調 作品57
(14) 舟歌 嬰ヘ長調 作品60
(15) 幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
(16) ワルツ ヘ長調 作品34-3 「華麗なる円舞曲」
(17) ワルツ 変ニ長調 作品64-1 「子犬」
(18) ワルツ 変ト長調 作品70-1 (遺作)
(19) 夜想曲 嬰ヘ長調 作品15-2
(20) 夜想曲 嬰へ短調 作品48-2
(21) 夜想曲 変ニ長調 作品27-2
(22) 即興曲 第3番 変ト長調 作品51
(23) マズルカ イ短調 作品59-1
(24) マズルカ 変イ長調 作品59-2
(25) マズルカ 嬰へ短調 作品59-3
(26) 即興曲第1番 変イ長調 作品29
(27) バラード第3番 変イ長調 作品47
(28) 夜想曲 変ホ長調 作品55-2
(29) アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
【演奏】
ピーター・ゼルキン(ピアノ)
【録音】
(1)-(14) 1978年7月5~7日&10~12日、ニューヨーク、アメリカン・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ
(15)-(22) 1980年5月27~29日、ニューヨーク、RCAスタジオA
(23)-(19) 1980年5月&1981年12月、ニューヨーク、RCAスタジオA
これはリパッティ以来のショパンだと思う。―――武満徹
ピュアな抒情に彩られたピーターのショパン。
もともとは1978年から1981年にかけて録音された音源で、ピーター・ゼルキンならではの独自の観点によるレパートリー、LPの表裏、作品の調性・雰囲気・配列などがじゅうぶんに考慮された絶妙な構成によって、発売時静かに高い評価を得ていた名盤。音楽と真剣に対峙するピーターならではの、おそめのテンポと純粋な音色で紡ぎ出される、他のありきたりなピアニストとは一線を画した独特な解釈は、甘いサロン音楽として見られがちなショパンの音楽からかけがえのない真実味を引き出しており、友人でもあった作曲家の故・武満徹にも絶賛されていた。LP3枚分の曲順をそのまま生かしてCD2枚分に収録。
ウェリントンの勝利~ブラス・バスターズ/カナディアン・ブラス
【収録曲】
モンテヴェルディ:
(1) 聖母マリアのための夕べの祈り~「神よ、わが助けに」
(2) 聖母マリアのための夕べの祈り~「主が家を建てたまわずば」
ガブリエリ:
(3) 第4旋法によるカンツォン
(4) ダブル・エコー効果のカンツォン
ベートーヴェン:
(5) 交響曲第5番 ハ短調 作品67~第1楽章
(6) ウェリントンの勝利
ヴォーン=ウィリアムズ:
(7) タリスの主題による幻想曲
スーザ:
(8) スーザを讃えて
(1)(2)(4)(5)(7):アーサー・フラッケンポール編曲
(3):ジョン・セリー編曲
(6):スティーヴン・マックネフ編曲
【演奏】
カナディアン・ブラス
[フレデリック・ミルス、ロナルド・ロム(トランペット)、ダヴィッド・オハニアン(ホルン)、ユージーン・ワッツ(トロンボーン)、シャールズ・デレンバック(チューバ)]
ボストン交響楽団金管奏者
[チャールズ・シュリューター、ピーター・チャップマン(トランペット)、チャールズ・カヴァロフスキ(ホルン)、ロナルド・バロン(トロンボーン)、チャールズ・シュミッツ(チューバ)]
ニュー・ヨーク・フィルハーモニック金管奏者
[フィリップ・マイヤース(トランペット)、ジョーゼフ・アレッシ(トロンボーン)、ウォーレン・デック(チューバ)]
メトロポリタン歌劇場管弦楽団金管奏者
[マーク・グールド(トランペット)]
ジョン・ブラウネル、ルース・カーン、ジョン・メール(パーカッション)
ゲオルグ・ティントナー(指揮)
【録音】
1989年7月、カナダ、オンタリオ州キチェナー、センター・イン・ザ・スクエアでのライヴ・レコーディング
カナディアン・ブラスがニューヨーク・フィル、ボストン響の名手と共演した超絶のパフォーマンス。巨匠ゲオルグ・ティントナー指揮。
カナディアン・ブラスと、ボストン響、ニューヨーク・フィル、そしてメトロポリタン歌劇場管の金管の名手たちが一堂に会し、モンテヴェルディからスーザ・メドレーまでを華麗に吹きまくる超絶のパフォーマンスを楽しめる1枚。ベートーヴェンの珍曲「ウェリントンの勝利」、交響曲第5番「運命」の第1楽章、果ては弦楽合奏の名品として知られる「タリスの主題による幻想曲」までを吹きこなしてしまう名人芸には圧倒されるばかり。最晩年にナクソスに録音したブルックナーの交響曲全集で世界的な評価を得たウィーン生まれの巨匠、ゲオルグ・ティントナーが指揮をとっているのが聴きものである。
[日本初発売]
カテゴリ : ニューリリース | タグ : タワーレコード オリジナル企画 “Sony Classical”スペシャル・セレクション
掲載: 2011年08月25日 15:33
更新: 2011年08月30日 19:12