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20世紀を代表するコロラトゥーラ、ルチア・ポップ~秘蔵音源集

ルチア・ポップ

今なお光を放つ永遠のスープレッド・ソプラノ、ルチア・ポップの秘蔵音源!
「20世紀最高のスザンナ」として、全ての人から愛されていた名歌手ルチア・ポップ(1939-1993)。チャーミングで清楚な歌い口と、艶やかな声、そして可憐な容姿で国際的に活躍。彼女が54歳という若さでこの世を去ってしまった時は、全世界のファンが悲しみの涙にくれたことは言うまでもありません。彼女の当たり役は、何と言っても前述の「フィガロの結婚」のスザンナであり、また、あのクライバーの伝説的名演「こうもり」のアデーレでしょう。もちろん他のドイツ・オペラも得意としていたことは間違いありません。また、リート歌手としてはマーラー、R.シュトラウスなどロマン派の作品がレパートリーの中心でした。この1968年から1982年の日曜コンサートでは、彼女お得意のモーツァルトや、お国もののスメタナを始め、いくつかのオペレッタ(この分野でも素晴らしい歌を披露)、そして、声が円熟してからレパートリーを広げたドニゼッティなど、彼女の多彩な表情を伺い知ることができます。21世紀の今、彼女を越えるスザンナは現れるのでしょうか?

『ルチア・ポップ GREAT SINGERS』
【曲目】
1. シュトルツ:「お気に入り」より「君はわが心の皇帝」
2. シュトルツ:「絹をまとったヴェヌス」より「あなたのヴァイオリンを弾いてよ」
3. レハール:「パガニーニ」より「私はわからない-愛は地上の天国」
4. ウェーバー:「魔弾の射手」より「すてきな人がきたときは」
5. ロルツィング:「ウンディーネ」より「そののち、私が知ってる全ての事柄を」
6. ヘンデル:「ジュリオ・チェザーレ」より「彼女の目、それを私は愛している」
7. モーツァルト:「フィガロの結婚」より「ついにその時がきたわ」
8. モーツァルト:「フィガロの結婚」より「愛の喜びよ、早く来い」
9. ロッシーニ:「セビリアの理髪師」より「今の歌声は心にひびく」
10. ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ」より「騎士はあの眼差しを」
11. ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ」より「私もその不思議な力は知ってるわ」
12. スメタナ:「売られた花嫁」より「ああ、何と言う苦痛」
13. スメタナ:「売られた花嫁」より「あたりは奇妙なほど静かだ」
14. モーツァルト:ラウダーテ・ドミヌム K399
【演奏】
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ(指揮)…1-3
ハンス・ザノテッリ(指揮)…4-5
クルト・アイヒホルン(指揮)…6-11
ハインツ・ワルベルク(指揮)…12,13
レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団…14
ランベルト・ガルデッリ(指揮)…14
【録音】
1968年, 1972年, 1979年, 1980年, 1982年 ミュンヘン放送管弦楽団「日曜コンサート」より

 

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2011年08月30日 16:54

更新: 2011年09月05日 18:16