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さらにポップに!2人編成となった新生SVIIBのサード・アルバムが遂に完成

School Of Seven Bells


本作はラフェイエ(Lafaye)という少女と彼女に取り憑く幽霊とのストーリーを描いたコンセプト・アルバム。サウンド的にはもちろんこれまでの流れを汲むものだが、さらにポップに、彼らは2人で創るべき正しい進化を遂げた。ベンジャミンとアリーの織り成す空間的でヴァリエーション豊かなギターサウンドと、シンプルながら躍動的なビート、そしてマジェスティックでミステリアスなメロディーとサウンドに溶け込むアリーの美しいヴォーカルによる、程よく80年代的なテイストが強まった印象の、シューゲイズ・アンビエント・エレクトロニック・サウンド!

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、コクトー・ツインズ、ニュー・オーダー、ジョイ・ディヴィジョン、ラッシュ、M83などのファンにアプローチできる快作です。

 

 

School of Seven Bells

シークレット・マシーンズのベンジャミン・カーティス(後に脱退)が、インターポールのツアーで、オン!エアー!ライブラリー!のメンバーであった、アレハンドラとクラウディアの双子のデヘーザ姉妹に出会い結成。07年にシングル「My Cabal」でデビュー。その後プレフューズ73の傑作『プレパレイションズ』のリード・トラック「The Class Of 73 Bells」にフィーチャーされ一気に話題となり、プレフューズ73やブロンド・レッドヘッドなどとツアーを共にした。12インチや7インチのリリースを経て、08年にデビュー・アルバム、『アルピニズムス』を発表。リリースから間もなく代官山UNITの年越しイベントに出演、翌年にはサマーソニック09 にも出演し、日本でも大きな注目を集めた。しっかりとしたビートと重層的でよく練り込まれたプロダクションのトラックに、双子姉妹の幽玄的で美しいヴォーカルが絡み合うサウンドが持ち味。キャッチーなメロディとポップな質感、そしてオルタナ感が程よく同居するサウンドは、インディー・ロック/ポップ系のリスナーからポストロックやエレクトロニカ系のリスナーにまで、幅広く受け入れられている。昨年セカンド・アルバム『ディスコネクト・フロム・ディザイア』をリリースするも、キーボード/ヴォーカルのクラウディア・デヘーザが脱退。現在は2人で活動している。

カテゴリ : 予約 | タグ : UK/US INDIE

掲載: 2012年02月03日 19:27