フェンダー・ストラトキャスターの50周年を祝いトップ・ミュージシャンが集結

2004年9月24日、ロンドンのウェンブリー・アリーナで行われたこのスペシャル・ライヴには、ブリティッシュ・ロックの歴史を代表するギタリスト達が参加。デヴィッド・ギルモア（ピンク・フロイド）、ロニー・ウッド（ローリング・ストーンズ、フェイセズ）、ブライアン・メイ（クイーン）、マイク・ラザフォード（ジェネシス）、フィル・マンザネラ（ロキシー・ミュージック）、ハンク・マーヴィン（シャドウズ）、アルバート・リー、そして2011年2月に亡くなったゲイリー・ムーアらが愛器ストラトキャスターを引っ提げ、代表曲の数々を奏でる。また、フリー、バッド・カンパニー、クイーンで活躍してきた稀代のロック・ヴォーカリスト、ポール・ロジャースが登場。自らのヒット曲「オール・ライト・ナウ」「キャント・ゲット・イナフ」を熱唱するのもハイライトのひとつだ。

2011年7月に急逝したエイミー・ワインハウスが出演しているのも見所だ。当時、若手ディーヴァ（歌姫）のブライテスト・ホープだった彼女は「ストロンガー・ザン・ミー」でソウルフルなヴォイスを披露。初期のステージ・パフォーマンスを見ることの出来る貴重な機会として見逃せない。
開催地がロンドンということもあり、イギリス勢を中心とした出演ラインアップだが、アメリカからもジョー・ウォルシュ（イーグルス、ジェイムズ・ギャング）が参戦。「ロッキー・マウンテン・ウェイ」などで魅了する。ラスト、全アーティスト総出演によるフェイセズ・ナンバー「ステイ・ウィズ・ミー」まで全30曲、148分におよぶスペクタクルは、ロックの歴史における重要なライヴ・イベントのドキュメントだ。

Blu-rayにはライヴ本編に収録されなかったエイミー・ワインハウスの2曲とハンク・マーヴィンの2曲を追加、さらにデヴィッド・ギルモアのインタビューとリハーサル風景とエイミーのインタビューなどを特典映像として収録、トータル229分の大作となっている。

【参加アーティスト】
ロニー・ウッド（ザ・ローリング・ストーンズ / フェイセズ）、デヴィッド・ギルモア（ピンク・フロイド）、ブライアン・メイ（クイーン）、エイミー・ワインハウス、ゲイリー・ムーア、ポール・ロジャース、マイク・ラザフォード（ジェネシス）、フィル・マンザネラ（ロキシー・ミュージック）、ハンク・マーヴィン（シャドウズ）、ジョー・ウォルシュ（イーグルス / ジェイムズ・ギャング）、アルバート・リー　他