アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ、初のライヴ・アルバム
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ待望の新作は、そのキャリアの集大成とも言える初のライヴ・アルバム(2011年9月2日と3日にコペンハーゲンで行われたデンマーク国立室内管弦楽団とのライヴ録音)。あまりに素晴らしい新曲「カット・ザ・ワールド」をはじめ、従来のアルバム・ヴァージョンとは全く異なるオーケストラ用の編曲が施されたアントニーの名曲の数々が、圧倒的な立体感を伴った音像をもって立ち現れる!
ビョークとのデュエット、ロンドン交響楽団との共演曲も含む傑作サード・アルバム『スワンライツ』から2年ぶりとなる待望の新作は、2008年以来アントニーが世界各地で行ってきた、オーケストラを伴った形式でのライヴ活動の集大成とも言える内容になっている。
収録曲はアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズの4枚のアルバム全てから選曲されており、いずれもオーケストラ用に新たなアレンジが施され、アルバムとは大きく異なったバージョンになっている。編曲は、 ビョーク、ヨンシー(シガー・ロス)、アッシャーなどのストリング・アレンジでも知られる気鋭の作曲家、ニコ・ミューリーをはじめ、ロブ・ムース、マキシム・モストン、アントニー自身が担当。ライヴならではの生々しさ
と開放感に満ちたアントニーのヴォーカルの素晴らしさは言わずもがな、前作『スワンライツ』でも1曲で参加していたデンマーク国立室内管弦楽団による圧巻の演奏を全編にわたって聴くことができる。
カテゴリ : 予約 | タグ : UK/US INDIE
掲載: 2012年07月03日 12:57