ロバート・ワイアット他参加!フランスを代表するワールド・ミュージック・グループ=ロ・ジョ

フランスを代表するワールド・ミュージック・グループ、ロ・ジョが結成30年にして豪華で最高の作品をリリースしてくれました!アフリカ、東欧、中国のミュージシャンが加わり、タイトルにあるように「映画」のサントラのようなイマジネイティヴな仕上りとなっています。しかも豪華ゲストの中には、ロバート・ワイアットやイブラヒム(ティナリウェンのフロントマン)が名を列ねており、どちらも「あの」声を聴かせてくれています!
【Lo Jo】ロ・ジョの結成は1982年。フランス西部の町アンジェでのこと。つまり2012年結成30年ということになりますが、ファースト・アルバムをリリースしたのが1992年。結成から10年経っていましたが、それは彼らがライヴを中心に活動していたから。しかも彼らは通常の音楽バンドではなく、ジョ・ビトゥムというシアター・グループと一緒に行動してその名をあげ、そんな大所帯のコミュニティ志向は変わりなく、現在でもマネージャやエンジニア、ライティングなどのスタッフが“ファミリー”として世界中をツアーしています。
そんな彼らのうわさが日本に伝わってきたのは、ティナリウェンの出演で話題になった「砂漠のフェスティヴァル」の主催者としてでしょう。しかも、ご存知の方もいらっしゃるとおり、そのティナリウェンを発掘したのも彼ら。ティナリウェンのプロデューサーとしても有名なジャスティン・アダムズもまた彼らの“発見者”として知られていますが、実は、ジャスティンは元ロ・ジョのメンバー。そのようにイギリス人がメンバーに入っていることからもわかるように、ロ・ジョのメンバーはさまざまなオリジンを持った人々の集合体。創立者でリーダーであるドゥニ・ペアンこそ生粋のフランス人ですが、その他のメンバーはフランスの旧植民地(アラブ諸国やアンティーユ諸島)出身者が中心です。そのメンバー構成を反映してさまざま音楽要素が入り交じりますが、彼らがユニークなのは、そのレパートリが歌もの中心で、いつもどこかシャンソンの雰囲気があるところでしょう。誤解を恐れずに言えば、フランスのアルチュール・Hがもっとカラフルになった感じでしょうか。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2012年08月28日 16:11