バティスト・トロティニョン メロディ・ガルドーらを迎えた上質ヴォーカル集
Photo Franz Galo©
抜群のテクニックと類稀なるメロディ・センスをもつピアニストとして、フランス若手No.1ジャズ・ピアニストとして絶大な人気を誇るバティスト・トロティニョンのニュー・アルバム!
タイトルに『Song, Song, Song』とつけられた、そのままズバリのヴォーカル作品集!
どんな音楽にもメロディが息づくバティストにとって歌モノ作品は必然の流れ。またアイデアからリリースまでにおよそ2年以上をかけ、なんともセンス溢れる、新しい魅力を浮き彫りにする作品となりました!
演奏される楽曲は、全11曲。そのうち7曲はバティスト自身のコンポジションで、楽曲の世界は実に多種多彩。バティスト自身が小声でささやくようなヴォーカリーズで歌うロマンティシズム溢れるオープニングを始め、ストリングスをフィーチャーしての室内楽的曲、トラディショナルなスウィンギー・ナンバー、フランスならではのイナセな男の哀愁曲、陽気なブラジリアン・ナンバーなど…。そうしたオリジナルとともに、ジャック・ブレル=セルジュ・ゲンズブールの“Ne me quitte pas - La Javanaise”、バルバラの“Ma plus belle histoire d'amour”といった、これぞ「フランス」というべきカヴァーも収録。そして、ラストは、なんとシューマンの楽曲!
様々なタイプの楽曲が選ばれながらも、一環とした流れをもって美しく奏であげられます。
ビョークあたりも髣髴とさせるジャンヌ・アデド、しゃがれ声の渋いクリストフ・ミオセック、フランスに住む人気ブラジリアン・シンガー、モニカ・パソス、そして今をときめくメロディ・ガルドーがヴォーカリストとして参加。
バティスト・トロティニョン『Song, Song, Song』EPK