ジョルジュ・ドルリューの名作『暗殺の森』久々のCD化!
フランスの新興コレクターズ・レーベルのミュージック・ボックス・レコーズから、ジョルジュ・ドルリューの不朽の名作『暗殺の森』が登場
1930年代のイタリア。少年時代のトラウマゆえに、“一般市民”すなわち“ファシスト”になろうと懸命になる男。党の一員となった男にある指示が出るが、それは、男の恩師である教授を殺すことだった。
名匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が30代で問うた、社会派的意味とエロティック/デカダンスな香りが同居する世界。『殺し』(1962)『暗殺のオペラ』(1970)後の1970年作品。
音楽は、イタリア映画への参加は珍しいジョルジュ・ドルリュー。
今回のジャケットは、過去に日本SLCがリリースしたときと同じ、チネヴォックス・レコーズのLPジャケット・デザインをベースにしたもの。
ドルリュー『暗殺の森』は、代表的傑作でありながら、かのユニバーサル・フランスのシリーズなどでも出ておらず、しばらくの間、入手不可能なタイトルであった(一番、最近、入手できたのは、米DRGからの『ある愚か者の悲劇』(エンニオ・モリコーネ)とのカップリング2枚組で、こちらが廃盤になって以来の、リリースである。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2013年01月18日 18:28