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ウルトラ・レア!オルガ・リベーロとペペ・レジェスの<フィーリン>名盤

Olga Rivero 、 Pepe Reyes

1940年代から1960年代にかけ大きく盛り上がったキューバのモダーンな音楽(特にヴォーカル)ムーヴメント“フィーリン”は、当時の若者たちのアマチュアリズム溢れた好奇心によってジャズや欧米のポピュラー、クラシックなどを自由で新鮮な感覚でキューバ音楽に取り入れ、キューバ国内だけでなく、ラテン・アメリカ全土、さらにナット・キング・コールなどにも取り上げられるほどに多くの人々に親しまれた。そして今回登場するこのアルバムは、これまで復刻されたアルバム以上にウルトラ・レア(実際海外オークションでもお目に掛ったことはありません)且つすばらしい内容です。たぶん1950 年代にハバナのインディー・レーベル(FERRER RECORDS)に録音されたもで、ディレクターはニーニョ・リベーラとエンリケータ・アルマンサが務めています。ニーニョ・リベーラは、フィーリン・ムーヴメントの最初の15人に名前を連ねた人で、その独特でクールなコード感で、ボレロのみならずソンにフィーリンの感覚を持ち込み革新しました。このアルバムでは、スロー~ミディアムな曲をモダーンにアレンジ。彼を中心とするサウンドは、ジャズ・コンボ・スタイルに、曲によりストリングスやオーボエ、フルート、ヴィヴラフォン、ハープなどが加わり、さらにギターは前述の伝説的ギタリスト、グユン(グジュン)が参加しています。

そんなバックを得て、スウィートな中に憂いを感じさせる女性歌手オルガ・リベーロとヴェルヴェット・ヴォイスの男性歌手ペペ・レジェスが交互に歌い、さらに数曲でドゥーワップなコーラスを聞かせるロス・カバリエルスが加わります。そんな編成から発せられるのは、ボレロやカンシオーンをジャズや50年代USポップスの風味いっぱいに表したもので、アルバム・ジャケットとおりのエキゾチックでノスタルジーを感じさせるサウンドです。さらに今回の復刻に際し、オルガ・リベーロのやはり1950 年代の10 インチ盤(こちらもウルトラ・レア)の音源も収録。こちらは、プレ・フィーリン時代からフィーリン時代さらにポスト・フィーリンの時代まで、常にモダーンなサウンドを追求し続けたフリオ・グティエレスがプロデュースを担当し、彼指揮によるフル・ブラス・バンドがバックを務めています。

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2013年02月26日 16:03