レーヴェンのパー(Dr) による別ユニット、コモドによる驚愕の映像作品
時はレーヴェンの物語が始まるよりも2年前、、、この物語の主人公、『KOMODO / コモド』のお話を始める前に、まずは3年前にスウェーデンから日本にやって来たジプシー音楽団『RAFVEN / レーヴェン』のお話しから始めましょう。このコモドと、レーヴェンには共通点がございます。それはどちらにもパーという一人の超絶パーカッション奏者が在籍しているということです。
レーヴェンが、その名を日本に知らしめたのは2009年のフジロックでの事でした。当時全くの無名であった彼らは、この年のフジロックで初来日、日本CDデビューとなりました。ここまでは、まあ良くあることですね。ですがそこで彼らは世間にインパクトを与える事件を起こします。なんと前夜祭を含めて4日間あるフジロックに全日程出演し、連日朝から晩まで、そこらじゅうのステージ、道ばた、ショップエリア、食事エリアでひたすら演奏を続けて廻ったのでした。サックス、トロンボーン、バイオリン、タンブラ等の多くの珍しい楽器を休む間もなく鳴らし続け、歌いたくなったらメンバー皆で歌い、演奏にのってきたら楽器を演奏しながらフラフープを回したり、踊ったり、肩車をしたり、、そのまるでサーカスの様な彼らのショウの噂は瞬く間にフジロック中に広がり、そして口コミは会場の苗場を飛び出し、日本中へと広がって行ったのでした。
レーヴェンを構成している「ジプシー音楽」と「サーカス」の要素。その「サーカス」部分を大きくフューチャーしたのがこちら、超絶パーカッション集団のコモドであると言っても過言ではないでしょう。そしてこのコモドを統率する団長こそが、レーヴェンのパーなのです。ドラム、マリンバ、マラカス、ダンス、デッキブラシ、ドラム管等々、音が鳴れば全てを楽器に変えてしまう魔法のパーカッション集団!
本国スウェーデンでは、今作収録の演目を引き下げて全国ツアーを各地の演劇場で行い、あの北欧家具屋「IKEA」ともコラボした映像を発表しています。パーカッションのみの驚愕、感動のパフォーマンスは海を越えて、此処日本にまで届いたのでした。
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掲載: 2013年06月10日 19:09