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〈ヴォーカル・レガシー・シリーズ〉シナトラなど貴重作品が世界初CD化

ヴォーカル・レガシー・シリーズ

 米コロムビアのオリジナル音源を正式使用した、ヴォーカル貴重作品の復刻シリーズがスタート!

 シリーズ第2弾は、世界初企画と日本初登場のまたまた貴重な作品。
 シナトラが米コロムビア時代に吹き込んだデュエット録音を集大成した、ドリス・デイ、ダイナ・ショア、ローズマリー・クルーニーなど綺羅星のごときスターたちとの豪華共演を集めた世界初となる企画盤と、1955年にロンドンで行われたローズマリー・クルーニーのコンサートを収録した超入手困難な英国盤LPを完全復刻&ボーナス・トラック3曲追加収録!

フランク・シナトラ『オリジナル・デュエッツ (&モア)』
 『デュエッツ』『デュエッツ2』といえば、フランク・シナトラ最高年のメガヒット・アルバムだが、シナトラは長いキャリアの中でその時々にデュエットのレコーディングをしてきた。大先輩ビング・クロスビー、仲間のディーン・マーティンやサミー・デイヴィスJr.、さらにダイナ・ショアやローズマリー・クルーニー、キーリー・スミスといった女性シンガーたちだが、初期米コロムビア時代(1943年~1952年)にも十指に余る楽しいデュエットを残している。世界初企画となる本アルバムはその集大成。さらに3曲、デュエットではないが興味深い音源を追加。米コロムビアのオリジナル原盤を正式使用。

 

ローズマリー・クルーニー『ローズマリー・クルーニー・オン・ステージ・アット・ザ・ロンドン・パレイディアム』
 1955年夏にロンドンの一流劇場、ロンドン・パレイディアムで行われたコンサートを収録した貴重な英フィリップス原盤(10インチ)を世界で初めてCD化。このアルバムはアメリカで何曲かカットし新たに3曲加えられて、やはり10インチLPとして米コロムビアからリリースされたが、それら3曲はスタジオ録音に後から拍手をかぶせたものだった。本CDでは、その拍手の無いスタジオで録られたままのオリジナル・マスターを3曲をボーナス・トラックとして収録。超入手困難な英国10インチ盤と、その米国バージョンから重複トラック以外の3曲を統合した世界初のリリース!

 

 第1弾は、フランク・シナトラ、ダイナ・ショア、ローズマリー・クルーニー、ジョニー・ソマーズの4タイトルで、すべて世界初CD化・日本初登場の貴重な作品で、いずれもボーナス・トラックを収録!

フランク・シナトラ『ザ・ブロードウェイ・キック+3』
 若き日のシナトラが歌うブロードウェイ・ヒット曲集、遂に復刻!
“ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル”の瑞々しさはこの時代のシナトラにしか出せない。
ボーナス・トラック3曲追加。日本初登場、世界初CD化!

 フランク・シナトラの米コロムビア時代(1943年~1952年)はSPが主流の時代だった。よってこの時代のLPは後に編集されたものが大半で、まず10インチ、その後12インチ盤がリリースされた。12インチ盤は1955年の『フランキー』を第1号として、1960年までに11種類作られ日本でも発売されたが、本作はなぜか日本でリリースされる機会の無かった唯一の作品。アルバム・タイトルからもわかるように、ブロードウェイ・ミュージカルで生まれた曲を集めた作品だが、今回は米オリジナルLP収録の12曲に加えて珍しい3曲を追録。1946年~1951年録音作品。米コロムビアのオリジナル原盤を正式使用。

 

ダイナ・ショア『ラベンダー・ブルー+5』
 ヴォーカル黄金時代を代表する大シンガーのひとり、ダイナ・ショアの米コロムビア時代の名唱・ヒット曲を集めたアルバムのCD復刻。
 ボーナス・トラックを5曲加えて世界初CD化、日本初登場!

 1960年に米コロムビアの傍系レーベル〈ハーモニー〉からリリースされたLP『ラベンダー・ブルー』に5曲のボーナス・トラックを追録。“ユー・キャン・ハヴ・ヒム”は、ドリス・デイとデュエットしたレア・トラック。録音は1946年から1950年。米コロムビアのオリジナル原盤を正式使用。

 

ローズマリー・クルーニー『ホワイル・ウィアー・ヤング+10』
 ローズマリー・クルーニーが、黄金時代第1期の米コロムビア・レコード時代に吹き込んだ「ヤング」をテーマにした10インチLPを初CD化。
 さらにレアな10曲を追加した、驚きの世界初CD化、日本初登場作品。

 1954年に録音された(1曲のみ1953年録音)ローズマリー・クルーニーのオリジナルLP『ホワイル・ウィアー・ヤング』(10インチ)を軸に、1955年録音の“ラヴ・アマング・ザ・ヤング”、さらに1957年に録音された9曲を追録したアルバム。ボーナス・トラック中6曲の編曲がネルソン・リドルである点にも注目を!のちにロージーと2枚の名盤を作ったりドルだけに、音楽的な親和性は極めて高い。米コロムビアのオリジナル原盤を正式使用。

 

ジョニー・ソマーズ『カム・アライヴ+5』
 1960年代もっともキュートな女性シンガー、ジョニー・ソマーズがワーナーを離れて米コロムビアで発表した唯一のアルバム。ソフト・ロック/サバービア系のファンにも人気の高い1枚。ジャケットも素晴らしい!
 レアなシングル用の5曲も加えて、すべて世界初CD化、日本初登場!

 ワーナーを離れて米コロムビアに移籍して発表したアルバム『カム・アライヴ!』はジョニーが起用されたペプシ・コーラのキャンペーンのキャッチ「カム・アライヴ!ユー・アー・イン・ザ・ペプシ・ジェネレーション」からとられている。いわばペプシとのタイアップ・アルバムで、当時のヒット曲を中心にジャズ的な歌唱も交え、ポップス調で爽快なコンテンポラリー・サウンドに仕上げられた好盤。コレぞ、1960年代の音楽だ。さらに同レーベルへの全てのシングル5曲を加えている。録音は1966年、アルバムの編曲指揮はモート・ガーソン。米コロムビアのオリジナル原盤を正式使用。

 

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2013年07月11日 15:30

更新: 2013年11月26日 12:59