井上鑑が1984年に発表した2枚のアルバムが紙ジャケ復刻
掲載: 2013年07月31日 12:08

現在は福山雅治バンドのバンマスとして、かつては大瀧詠一「ナイアガラ」一派として活躍し、アレンジャー、鍵盤奏者、さらにCM・ドラマ・映画・舞台などの音楽も担当する、日本の音楽を牽引した井上鑑。1984年発売の2枚のアルバムを紙ジャケット仕様で復刻。
『SPLASH』
ワーグナー作曲の“さまよえるオランダ人”を歌詞のモチーフにしている“さまよえるオランダ人のように”、ポーランドのSF作家スタニスワム・レムの「ソラリス」をモチーフにした“異星の女”、ロベール・アンリコ監督作品「ラムの大通り」のヒロインを主人公にした“リンダ・ラルー”、フランスの作家ジュール・ベルヌの作品をモチーフにした“海底2万マイル”など別の作品との融合が特徴的な作品。また全曲「水」をテーマにしており、歌詞の統一性を高めている。ボーナストラックとして、“KARSAVINA~ニジンスキーの翼”“絵画感”“RUNNING FENCE”の3曲を追加収録。
『架空庭園論』
井上鑑、ジョン・ギブリン、アラン・マーフィー、山木秀夫の4人によるプロジェクト。人間の愚かさを感じさせる歌詞が印象的な「5000本の樫の木」「7月のCAMEL」、女性の話し声の加工が面白い「A Moment In A Morning」、琴と井上鑑ユニットとの融合が面白い「架空庭園論」と続き、霧の中を彷徨うような印象を受ける「FOREST OF THOUGHT」と全曲を通して人間と自然の共存についてなど深いテーマ性のある作品となっている。ボーナストラックとして“5000本の樫の木・2011”を追加収録。
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