オーガニックなテクノ・サウンドの旗手=ザ・フィールド2年振りの新作
テクノ・ミュージックの可能性を押し広げ、インディー・ロック・ファンも巻き込んで全世界に衝撃を与えたデビュー・アルバム「FROM HERE WE GO SUBLIME」以降、バトルスとのコラボを経てバンド形態へとシフトしシューゲイザーや実験的なロック・サウンドの要素をふんだんに取り入れながら進化し続けるアクセル・ウィルナーのプロジェクト、ザ・フィールドが2年振り4作目となるアルバムを完成!今作はファースト以来、初となるソロ・プロジェクトへと原点回帰し、コンピューターを一切使用せずハードウェアのみで作り上げたという、ループ・サウンドの匠が作り出した待望の新作アルバム!日本盤ボーナス・トラック収録!
【The Field】
テクノ・ファンの間ではボーダー・コミュニティー以降の新しいオーガニックなテクノ・サウンドとして、ロック・ファンからはフィールドと同郷のスウェーデンの人気ロック・バンド、120デイズやWARPのバトルス、トム・ヨークとの交友で注目を集めたKOMPAKTの新世代を代表するアーティスト、フィールド。2007年にリリースされたファースト・アルバム「From Here We Go Sublime」がPITCHFORKで9.0の高評価を獲得し、同年のベスト・テクノ・アルバムとして世界中で高い評価を獲得した。そのサウンドは KOMPAKTらしいミニマルなビートにメロディアスでオーガニックなシンセ・サウンド、細かくフリップされたボイス・サンプルを多用しテクノ・シーンでも異彩を放つ彼独特のサウンドで世界中の音楽ファンを魅了している。2009年にはセカンド・アルバム 「Yesterday & Today」をリリース、バトルスのドラマー、ジョン・スタニアーが参加し、前作以上に生楽器を取り入れオーガニックでメロディアスなテクノ・サウンドを展開しながら、サウンドの幅が広がった内容となり進化したサウンドを展開している。フィールドのサウンドはアンダーグラウンドなミニマル・テクノのサウンドとエクスペリメンタル・ロックの垣根を取り払い、どちらのファンにもアピール出来る新しいテクノ・サウンドを生み出して世界中で注目を集め続ける。2011年10月には待望のサード・アルバム「Looping State Of Mind」を発表。別名プロジェクト、ループス・オブ・ユア・ハート(LOOPS OF YOUR HEART)やブラック・フォグでもループ・サウンドの可能性を模索し続けている。2012年にはフジロックへ初参戦し深夜のレッドマーキー、プラネットグルーヴで壮大なライヴ・サウンドを披露しオーディエンスを熱狂させた。2013年、デビュー・アルバム以降7年間続いたバンド・スタイルでのライヴ活動を経て自らの原点に立ち返り、ベルリンの自宅スタジオでファースト・アルバム以来のソロ・プロジェクトとなる4THアルバム「Cupid's Head」を完成させ話題を集めている。