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曽我部恵一、ソロ名義としては2年半振りとなるアルバム

曽我部恵一

多くのファンが待ち望んでいたであろう、曽我部恵一の幅広い音楽性が反映された聴きどころ満載のソロ・アルバム。

ベースラインが挑発的にうなるファンク・ナンバー“ひとり”、今にも口ずさみたくなるメロディでまだ見ぬ異国の風景を描く“リスボン”、歌詞とは裏腹に甘美なメロウネスがしたたる“もうきみのこと”、先行シングルM7“6月の歌”、そして、全てを否定の海へと放り投げるかの如く曽我部の魂が咆哮する“バカばっかり”など、曲ごとにいくつもの表情を見せながらアルバム全体を彩ります。曽我部恵一にしか持ち得ない、しなやかさや愛情深い眼差しを表現する一方で、たったひとりで歩みを続けるための力強さを描いた、これぞロックというアルバム。「感じたことを歌にしてうたう」というあたりまえの原点に、もういちど立った曽我部恵一のあらたなる一歩です。

タグ : J-インディーズ

掲載: 2013年09月11日 17:43

更新: 2013年09月11日 17:45