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【数量限定特価】ドイツの名匠オイゲン・ヨッフム壮年期の名盤を20%オフで

掲載: 2013年12月20日 16:27

ヨッフムのベートーヴェン:交響曲全集

ドイツの名指揮者、オイゲン・ヨッフム(1902~1987)はバイエルン州のバーベンハウゼン出身。アウグスブルク音楽院でピアノとオルガンを学び、1922年からはミュンヘン音楽院でハウゼッガーに指揮を学びました。1949年にバイエルン放送交響楽団の設立に関わり、音楽監督を1960年まで務め同楽団を世界的レベルにまで育てました。1961~64年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席をハイティンクと共に担当した後、1968~73年、バンベルク交響楽団の首席指揮者・芸術顧問を務めました。1960年の東京交響楽団への初登場以来、数度にわたって来日しており、1986年のコンセルトヘボウ管との最後の来日の模様はDVDにもなっています。この10点は、ほとんどがヨッフム壮年期の50~60歳代のもので、最晩年とはまた違った味わいをもっています。重厚で誠実、スケールの大きな芸風はそのままに、音楽が生き生きと躍動し、充実したエネルギーをもった演奏がそろっています。
以下に各ディスクについて、LPレコードとして初発売当時の月評も交えながらご紹介いたします。【引用は音楽之友社、レコード芸術第31巻第6、7号付録「レコード芸術」コメント付き推薦盤全記録(上巻)(下巻)より】

①UCCG-3989
ハイドン:1) 交響曲 第88番 ト長調 《V字》
2) 同第91番 変ホ長調 3)同第93番 ニ長調
【演奏】
オイゲン・ヨッフム(指揮)
1)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2)バイエルン放送交響楽団
3)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1)1961年 ベルリン 2)1958年 ミュンヘン 3)1973年 ロンドン
3つのオーケストラでヨッフムのハイドン解釈が味わえるCDです。ヨッフムらしいモダン楽器による生命力に満ちたハイドンで、古典的な均整感の中でパートが明確さをもって溌剌と動き回るさまは、さすが名人の棒さばきと言うべきでしょう。

②UCCG-3990 
ベートーヴェン:
1) 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
2) 交響曲 第2番 ニ長調 作品36
3) 《プロメテウスの創造物》 作品43 - 序曲
4) 《アテネの廃墟》 作品113 - 序曲
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)
1,3,4)バイエルン放送交響楽団
2)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1)1960年  3)1958年  4)1959年 ミュンヘン 2)1958年 ベルリン
壮年期のヨッフムの力強いエネルギーが、若きベートーヴェンが交響曲に注ぎ込んだはち切れんばかりの内容を見事に描き出しています。交響曲第2番はフルトヴェングラー没後4年のベルリン・フィルの重厚な響きにも注目です。

③UCCG-3991
シューベルト:
1) 交響曲 第8番 ロ短調 D.759 《未完成》
2) 交響曲 第9番 ハ長調 D.944 《グレイト》
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)
1)ボストン交響楽団 2)バイエルン放送交響楽団
【録音】1)1973年 ボストン 2)1958年 ミュンヘン
《未完成》は珍しくボストン響を振ったもので《ジュピター》とともに録音されました。オーケストラの響きの輝かしさと機能美を活かした力強い演奏です。《グレイト》は自ら育成したバイエルン放送響を自在に操った活力みなぎる演奏。冒頭ホルンのうまさも印象的です。

④UCCG-3997
1) ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
2) エルガー: エニグマ変奏曲 作品36
3) ワーグナー: 《パルジファル》 ~ 前奏曲と聖金曜日の音楽
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮) 1,2)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
3)バイエルン放送交響楽団 【録音】1,2)1975年 ロンドン 3)1957年 ミュンヘン
ロンドン・フィルを振った2つの変奏曲ではヨッフムの幅広い表現が、刻々と移り変わる作品の表情を見事に映し出してゆきます。バイエルン放送響との《パルジファル》はさらに若々しく、澄み切った静謐さ、突き抜けるような輝き、スケールの大きさが共存する見事な演奏を聴かせています。

⑤UCCP-3288 ベートーヴェン:序曲集
ベートーヴェン: 序曲集
1) 《エグモント》 作品84 序曲 2) 序曲 《コリオラン》 作品62
3) 《レオノーレ》 序曲第1番作品138 4)同第2番作品72a 
5) 同第3番作品72a 6) 歌劇 《フィデリオ》 序曲作品72b
7) 序曲 《命名祝日》 作品115 8) 序曲 《献堂式》 作品124
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 【録音】1,2,7,8)1960年  3-6)1968年  アムステルダム
以下6点はヨッフムと結びつきの強かったロイヤル・コンセルトヘボウを指揮したものです。首席指揮者ベイヌムが急逝したあと、若いハイティンクの後見役として、ハイティンクとともに首席指揮者を務め、コンセルトヘボウの危機を救ったのでした。この中の4曲は日本でもすぐに発売され、レコード芸術1961年6月号で「内容のたっぷりつまった劇的な表現」と絶賛されました。

⑥UCCP-3289
モーツァルト
1) 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 《ハフナー》
2) 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 《ジュピター》
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 【録音】1960年 アムステルダム
「この演奏が格調の高いものになったのは、ヨッフムの穏健で品格のある、音楽的に豊かな解釈と指揮とによるところも大きいが、コンセルトヘボウのヴァイオリンのアンサンブルの優れていることにも起因する。音の透明なことは、まるで全体が一つのヴァイオリンに統一されたようだ。《ジュピター》の第1楽章を聴いて。その美しさをまず認めるであろう。」(レコード芸術1961年10月号、月評より)

⑦UCCP-3290
モーツァルト:
1) 交響曲 第36番 ハ長調 K.425 《リンツ》
2) 交響曲 第38番 ニ長調 K.504 《プラハ》
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 【録音】1961年 アムステルダム
コンセルトヘボウ伝統のコクのある響きと、ヨッフムが古典で見せる晴朗にして爽やか、みずみずしい生命力が合致した演奏です。ここには1960年代のモダン楽器、大編成オケによるモーツァルト演奏の最高の成果が表れています。

⑧UCCP-3291
1) シューベルト: 交響曲 第4番 ハ短調 D417 《悲劇的》
2) シューマン: 交響曲 第4番 ニ短調 作品120
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 【録音】1960年 アムステルダム
「シューマンの第4番は実にがっちりした音の構えの中に驚くほどの深い感情の流れをつかみ出している。シューベルトの《悲劇的》もたっぷりしたリズムで堂々と演奏して、ともすれば哀傷的になりやすい曲から情熱的な感情をひき出すことに成功した。コンセルトヘボウの渋く落ち着いた音とそれは見事に一致して、ヨッフムは作品と管弦楽との性格を最高に結合させている。」(レコード芸術1962年3月号、月評より)

⑨UCCP-3292
リヒャルト・シュトラウス:
1) 交響詩 《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯》 作品28
2) 交響詩 《ドン・ファン》 作品20 3) 歌劇 《バラの騎士》 ~ 2つのワルツ
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 【録音】1960年 アムステルダム
「ヨッフムの潔癖さがよく表れた演奏である。とくに《ティル~》は、メリハリのきいた若々しい表現で、重さや野暮ったさがなく、ヨッフムには珍しく洒落っ気がある。《バラの騎士》も高雅な詩情を漂わせてすっきりとまとめている。総じてすっきりした生鮮な演奏であり、オーケストラの技術もしっかりしている。」(レコード芸術1961年8月号、月評より)

⑩UCCP-3293
ベートーヴェン: 交響曲全集 (第1番~第9番)
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[第9番]リゼロッテ・レープマン(S)アンナ・レイノルズ(A)アントン・デ・リッダー(T)ゲルト・フェルトホフ(Bs)オランダ放送合唱団
【録音】1,6番)1967年 2,3,4,9番)1969年 5,7,8番)1968年 アムステルダム
1970年のベートーヴェン生誕200年記念年を目指して制作された全集。ヨッフム壮年期の総決算というべき力感あふれた演奏で、壮麗なスケールと清々しい音色、溌剌としたリズムに貫かれています。解釈に外連味がなく、オーケストラの響きは豊麗、録音もきわめて優秀なので、初めてベートーヴェンの交響曲全集を求める方にもお薦めできます。