向井滋春の初CD化を含む10作品が紙ジャケ復刻〈Dig Deep Columbia〉
日本最高峰のジャズ・トロンボーン奏者、向井滋春の初CD化を含む10タイトルが、〈Dig Deep Columbia〉シリーズより紙ジャケでリイシュー!
向井滋春『フォー・マイ・リトル・バード』
【初CD化】
板橋文夫、川崎燎などのグループで活躍していた向井滋春の記念すべきファースト・リーダー・アルバム。そのダイナミズムとスケールの大きさで、4ビートのファンにも8ビートのファンにも人気の作品。
【パーソネル】
向井滋春(tb)、高橋知己(ss、ts)、古野光昭(b)、元岡一英(p)、亀山憲一郎(ds)
ゲスト:
今村裕司(perc)、土岐英史(as)、大徳俊幸(el-p)
オリジナル・リリース:1975年3月25日
向井滋春『むかい風』
【初CD化】
20分を越える表題曲は圧巻ひスピリチュアルに攻める充実のセカンド・アルバム。スピリチュアルな大作“A HEAD WIND(むかい風)”や、クールな4ビート“BIRD TO FREEDOM”、柔らかなメロディと心地よいリズムが美しく響きあう“EASTEN”と、全編が素晴らしい傑作。
【パーソネル】
向井滋春 (tb)、高橋知己 (ss、ts)、元岡一英 (p)、望月英明 (b)、古澤良治郎 (ds)
オリジナル・リリース:1975年12月25日
向井滋春『スペイシング・アウト』
ジャズのダイナミズムとフュージョンの華やかさを併せ持った、向井のベター・デイス・レーベル第1弾作品。多彩な魅力に溢れたクロス・オーヴァーな1枚。
【パーソネル】
向井滋春 (tb)、清水靖晃(ts、ss)、元岡一英 (p)、川端民雄(b)、古澤良治郎 (ds)、渡辺香津美(g)、大徳俊幸(clavinet)、横山達治(conga)
オリジナル・リリース:1978年2月25日
向井滋春『ヒップ・クルーザー』
フュージョン路線が一気に開花した1978年録音作。この時期の向井の代名詞ともいえる、ラテン/ブラジリアン・フュージョンの人気作。この後のKYLYN、SPICK&SPANの参加へと繋がるスタイルを明確化させた、向井のターニング・ポイントともいえる重要作。
【パーソネル】
向井滋春 (tb、cho)、植松孝夫(ts)、元岡一英 (p、el-p)、橋本信二(g)、真鍋信一(b)
オリジナル・リリース:1979年2月25日
向井滋春『プレジャー』
松岡直也プロデュースによるNYレコーディングで、スティーヴ・ガッドら一流のセッション・ミュージシャンが参加した代表作。レーベル・メイトだった渡辺香津美『TO CHI KA』に続くNYレコーディングで、日本のフュージョンのレベル・アップに大きく貢献した作品。スティーヴ・ガッド(ds)のほか、ウォーレン・バーンハート(key)、ナナ・ヴァスコンセロス(perc)ら一流のセッション・ミュージシャンが参加。
【パーソネル】
向井滋春 (tb)、松岡直也 (key)、Warren Bernhardt (key)、Jorge Dalto (key)、川崎燎 (g)、Jeff Mironov (g)、Neil Jason (b)、Steve Gadd (ds)、Raphael Crus (per)、Nana Vasconcellos (per)、Ed Walsh (key、pro)
オリジナル・リリース:1980年6月25日
向井滋春モーニング・フライト『マルガリータ』
【初CD化】※オンデマンドCDは除く
当時気鋭の若手ミュージシャンを率いて結成したモーニング・フライトによるラテン/ブラジリアン・フュージョン作品。新進気鋭の若手実力派と共にラテン/ブラジリアン・フュージョン路線をさらに進化させた作品。ドラムのトニー木庭は当時22歳!
【パーソネル】
向井滋春(tb)、佐山雅弘(key)、廣木光一(g)、斉藤誠(b)、トニー木庭(ds)
ゲスト:
ペッカー(perc)
オリジナル・リリース:1981年2月25日
向井滋春モーニング・フライト『ライヴ97』
【初CD化】
モーニング・フライトの活きのいいメンモーニング・フライトの活きのいいメンバーで臨んだ六本木ピット・インでのライヴを収録した2枚組。灼熱の97分ひ半年間で全国30ヶ所のツアーを回り、バンドの一体感とグルーヴが最高潮に達した状態でのライヴを記録。モーニング・フライトの集大成的作品。
【パーソネル】
向井滋春(tb)、佐山雅弘(key)、廣木光一(g)、斉藤誠(b)、トニー木庭(ds)
ゲスト:
宮野弘紀(g)、ペッカー(perc)、Martin Willweber(perc)、三島一洋(cuica、perc)
オリジナル・リリース:1981年12月25日
向井滋春オリッサ『オリッサ』
【初CD化】※オンデマンドCDは除く
アフロもレゲエも取り込み、さらにその表現の幅を広げた、オリッサ名義の第1弾。ヴォーカルでペニーが参加。“ペッカー・パワー”“インスタント・ラスタ”といったダブ/レゲエ作品を発表したペッカー、オルケスタ・デル・ソルの高橋ゲタ夫など、ワールド・ミュージックの猛者を引き入れた新バンド〈オリッサ〉の第1弾。向井の音楽はまた新たなフェイズへと踏み出した。
【パーソネル】
向井滋春(tb)、津垣博通(key)、高橋ゲタ夫(b)、トニー木庭(ds、Linn Drum Computer)、ペッカー(perc、marinba、voice)
ゲスト:
川崎燎(g)、塩次伸二(g)、宮野弘紀(ag)、Penny(vo)
オリジナル・リリース:1982年7月21日
向井滋春+アストラッド・ジルベル『SO&SO』
アストラッド・ジルベルトと共演した、ブラジリアン・フュージョンの傑作。アンソニー・ジャクソン、オマー・ハキムらが参加。ボサノヴァのミューズ=アストラッド・ジルベルトと共演した、ボサノヴァ、フュージョン両ファンから人気の名盤。NYレコーディングで、これまでのラテン/ブラジリアン・フュージョン路線を突き詰めた究極の1枚!
【パーソネル】
向井滋春(tb)、Astrud Gilbert(vo)、Anthony Jackson(b)、Omar Hakim(ds)、Eliane Elias、Jorge Dalto(p)、Jeff Mironov(g)、Guilherme Franco(perc、berimbau)、Manolo Badrena(perc) 他
オリジナル・リリース:1983年2月21日
向井滋春オリッサ『ヤポネシア』
【初CD化】※オンデマンドCDは除く
リゾートからジャングルへ。より土着的なリズムをフィーチャーした、トライバル・フュージョンの傑作!じゃがたらにも参加したヤヒロ・トモヒロ、日本におけるラテン・パーカッションの第一人者ウィリー長崎をはじめ、強力なパーカッションが生み出すトライバルなリズムをフィーチャー。ベター・デイズ・レーベルでのラスト・アルバムとなった向井フュージョンの最終形!
【パーソネル】
向井滋春(tb)、津垣博通(key)、加藤崇之(g)、高橋ゲタ夫(b)、ヤヒロ・トモヒロ(perc)
ゲスト:
古澤良治郎(ds)、山岸潤史、塩次伸ニ(g)、三島一洋、細畑洋一(perc)、ウィリー長崎(timbales)
オリジナル・リリース:1984年5月21日