Dig Deep Columbia 原信夫とシャープス＆フラッツ発掘/初CD化

　日本屈指の名門コロムビアが誇るジャズ作品の復刻シリーズ＜Dig Deep Columbia＞。

　今回は、日本を代表するビッグ・バンド、原信夫とシャープス＆フラッツの1970年代リリース3作品と、シャープスが脂の乗り切っていた時期である1968年～1970年に録音された、蔵出しの未発表音源と初CD化音源のみで構成したライヴ音源集の4タイトルをリリース！

『ジャズ・フェスティヴァルのシャープス＆フラッツ　'68-'70』
　1968～1970年、シャープスが脂の乗り切っていた時期に録音されたライヴ音源集。蔵出しの未発表音源と初CD化音源のみで構成した貴重な作品です。
　日本を代表するビッグ・バンド、原信夫とシャープス＆フラッツが自ら主催して大きな話題となった「全日本ジャズ・フェスティヴァル」「全日本フル･バンド・フェスティヴァル」。その記念すべき第一回目である1968年の公演から、今回発掘された貴重な未発表音源を収録。さらに一切レコード化されていない「全日本ジャズ・フェスティヴァル'70」の音源まで収録するというファン感涙の内容！新たなリズムや手法を大胆に導入しながら常に新しい音楽を追及し、脂の乗り切っていた時代の貴重な記録です。

『栄光のビッグ・バンド』
　オリヴァー・ネルソン作編曲によるシャープス＆フラッツの代表曲と、偉大なるビッグ・バンド9楽団の代表曲の合計10曲を収録した、ビッグ・バンド・ファン必携のアルバム。ライオネル・ハンプトン、サド・ジョーンズ＝メル・ルイス、バディ・リッチ、デューク・エリントン、カウント・ベイシー、ドン・エリス、ウディ・ハーマン、スタン・ケントン、ベニー・グッドマン、そしてシャープス＆フラッツ。1950～60年代を代表する10楽団の代表曲を、気鋭のアレンジャー5人で料理した、ビッグ･バンド・ファン刮目の作品。
オリジナル・リリース：1970年3月25日
LP番号：JDX-34

『オリヴァー・ネルソン・イン・トーキョー』初CD化
　『3-2-1-0』に続くオリヴァー･ネルソンとのコラボレーション・アルバム第2弾。編曲/指揮のみならず、オリヴァー自身のサックスもフィーチャーされた重要盤！
　ウェス・モンゴメリー、ジミー・スミス、セロニアス・モンクのアルバムのアレンジで引っぱりだこだったオリヴァー・ネルソンを再び迎えて制作されたコラボレーション・アルバム第2弾。スタンダードやポップスをオリヴァーの先鋭的なアレンジで料理した、聴き応え十分の作品。オリヴァー自身も4曲でサックスを披露している。
オリジナル・リリース：1970年12月25日
LP番号：NCB-7002

『牧神の午后』初CD化
　鈴木宏昌のアレンジ、渡辺香津美のギターをフィーチャーした、ビッグ･バンド・レア･グルーヴの至宝！タイトルとジャケット・デザインからクラシックのジャズ・アレンジ作品を思わせるが、その実はコルゲンこと鈴木宏昌が全曲をアレンジした、ソウルフルなビッグ・バンド・レア･グルーヴ作品。20歳の頃の渡辺香津美の参加も貴重！
オリジナル・リリース：1974年3月25日
LP番号：NCB-8014