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チャールズ・ロイド1965年の未発表ライヴ音源

チャールズ・ロイド1965年の未発表ライヴ音源『Manhattan Stories』が2枚組CDと限定2枚組アナログLPで登場!

レコード・ストア・デイに先行リリースされた限定10インチ盤に収録の〈Slugs' Saloon〉におけるライヴ音源に1曲を加えた3トラックに、〈JUDSON HALL〉でのコンサート音源3トラックを収録。

1960年代のテンション感と、ジャズ・ロックの萌芽、異なる雰囲気を持つ2会場での演奏の違いも興味深い世紀の発掘音源です!

同じニューヨークという土地にあって、エリアも、ヴェニューの雰囲気も、集まるオーディエンスも異なる2会場で収録。〈Judson Hall〉はその名の通り、コンサート・ホールでミッド・タウンにあるフォーマルな雰囲気の場所。それに対して〈Slugs' Saloon〉は、イースト・ヴィレッジ。アルバート・アイラーもここでのライヴ音源をリリースしていますが、今やレジェンドと言われる気鋭のアーティストが連夜集まったのはもちろんのこと、作家や画家、またドラッグの売人までもが出入りしたNYの生々しい時代が創られた場所。ガボール・ザボ、ロン・カーター、ピート・ラロカを従えたカルテットが2つの異なる雰囲気の会場で演奏した記録を聴くことができます。

今もなお、唯一無二の存在として活躍するチャールズ・ロイドが、この時代から独自の世界観を響かせていたことも再認識出来るライヴ音源であるのも魅力ですが、サイケデリックなザボのギターとダイナミックなロイドの演奏は、新主流派、フリー・ジャズの動きが活発化した1960年代中頃ならではの熱気とテンション、ある種のシュールな空気を伝えます。またスラッグスの音源には、よりサイケデリックな色彩感が濃く、共にジャズ・ロック・サウンドの開拓者ともなるロイドとザボ、2人の記録としても興味深くあります。

【パーソネル】
Charles Lloyd(sax、fl)、Gabor Szabo(g)、Ron Carter(b)、Pete La Roca(ds)

【収録曲】
Disc 1 (Live at Judson Hall, NYC, September 3, 1965):
1. Sweet Georgia Bright (17:49)
2. How Can I Tell You (11:57)
3. Lady Gabor (12:50)
Disc 2 (Live at Slugs' Saloon, NYC, 1965):
1. Slugs' Blues (12:57)
2. Lady Gabor (13:53)
3. Dream Weaver (15:25)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2014年10月06日 20:02

更新: 2014年10月06日 20:02