ビル・フリゼール新作!ギター・ヒーローたちへのオマージュ
ギタリスト'sギタリストにしてUSギター界の重鎮ビル・フリゼールの2014年最新作『Guitar in the Space Age』は、ギター愛溢れる1950年代~1960年代アメリカの「スペース・エイジ」へのオマージュ。
本作は、1950年代、60年代に活躍したギター・ヒーローたちへのオマージュであり、自らがギタリストの道を選ぶきっかけになったレジェンドたちの作品をセレクト。それは結果エレキ・ギターによるギター・インストというジャンルを切り開いたパイオニアたちに捧げるアルバムとなって完成した。
キンクス、リンク・レイやザ・バーズ、ビーチ・ボーイズ他サーフロックの有名カバーも多数収録。これまでもたくさんの名盤をリリースしてきたビル・フリゼールの代表作となるであろう音楽史的にも充実の1枚となっている。
タイトルの『スペース・エイジ』とはスプートニク1号打ち上げ(1957年)~アポロ計画終了(1974年)までの期間、冷戦中ソ連とアメリカの間で熾烈な宇宙開発競争が展開された時代のこと。ペダル・スティールで盟友にして名匠グレッグ・リースがゲスト参加しているのもファンには嬉しい限り。