アース・ウインド&ファイアー初のクリスマス・アルバム
「セプテンバー」「宇宙のファンタジー」「レッツ・グルーヴ」など、1970年代から数多くのヒット曲を生み出してきたアース・ウインド&ファイアー(以下EW&F)が、40年を超えるキャリアの中で、初めてのクリスマス・アルバムをリリース。『ホリデイ』(Holiday)と題されたアルバムでは、「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド(もろびとこぞりて)」や「ファースト・ノエル」、「そりすべり」など定番クリスマス・ソングや冬のスタンダード曲を、とびきりハッピーなEW&F流のファンクで演奏している。その中でも11曲目に収録されている「スノー」は、なんと日本の唱歌「雪」をベースにしていて、「雪やこんこ、霰(あられ)やこんこ」という歌詞の一節も登場する。また、2曲目の「ハッピー・シーズン」は彼ら自身の1975年の曲「ハッピー・フィーリン」を、13曲目の「ディセンバー」は1978年の大ヒット曲「セプテンバー」にインスパイアーされた曲。現在は病気療養のためグループの活動から退いているリーダー、モーリス・ホワイトのヴォーカル・パートは、そのまま活かされているとのこと。リード・ヴォーカルのフィリップ・ベイリーは、「このアルバムは、グループにとって初めてのホリデイ・ミュージックのプロジェクトです。私たちからすべてのファンへの愛の奉仕として提供できることを大変喜ばしく思っています。楽しいホリデイをどうぞお過ごしください」と語っている。
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掲載: 2014年10月20日 19:34