ミケランジェリのバッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」がSACDハイブリッドで登場!
ミケランジェリのバッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」が鮮やかな音で蘇った!
SACDハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターするシリーズ。バッハ、ベートーヴェン、ブラームスはミケランジェリ最初期のEMIのSP盤を、シューマンは放送用テープからBi-channelステレオ・SACDハイブリッド化しました。
バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」は鮮やかな演奏なものの、これまで録音の古さゆえミケランジェリならではの透き通った美音や色彩感がほとんど伝わってきませんでした。今回SACD化したことで、ある時はオルガンのよう、ある時はヴァイオリンのよう驚くべきなニュアンスが伝わってきます。技巧の冴えも驚きです。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番も1941年録音とは思えぬ鮮明さ。スピード感と明快なタッチで一気に聴かせてしまいます。シューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」も信じがたい名演。SACD化されたことで、ライヴならではの緊張感と熱気がより伝わってきます。ブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」は1、2巻からミケランジェリのセンスで並べ替えたもの。正確無比な技巧に唖然とさせられます。
(キングインターナショナル)
【収録曲】
1.J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌBWV1004
[録音:1948年10月27日/アビーロード・スタジオNo.3(ロンドン)]
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
[録音:1941年6月/ミラノ]
3.シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
[録音:1957年5月12日/ロンドン(ライヴ)]
4.ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
[録音:1948年10月26日/アビーロード・スタジオNo.3(ロンドン)]
【演奏】
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2015年01月08日 10:50