〈Grand Slam〉ワルターの2トラ38センチ・シリーズ、好評のマーラー『巨人』が廃盤復活!
制作者より
今回復刻に使用したのはオリジナル・マスターからのセイフティ・コピーとされる2トラック、38センチのオープンリール・テープです。その音質は信じられないほどの情報量の多さで、広がりの豊かさ、定位の明確さ、そして全体の艶やかで瑞々しい音色は腰を抜かさんばかりです。おそらく、当GSレーベル設立以来の、最高の音質と思われます。ぜひ、試してみてください。
解説書の内容
ブルーノ・ワルターはこのLPが初めて発売された際、彼自身が曲目解説を書いていました。マーラーと直接関係を持った指揮者の筆による内容は、他の多くの解説とは異なり、非常に深い意味と、力強い説得力を持っています。このワルターの文章は日本コロムビアの初出LP(OS-326)にも翻訳が掲載されていましたが、その時はなぜか一部が省略されていました。しかし、このディスクでは新規の訳により、全文をすべて翻訳しています。(平林 直哉)
【曲目】
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 『巨人』
【演奏】
ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団
【録音】
1961年1月14、21日、2 月4、6日
カリフォルニア、アメリカン・リージュン・ホール(ステレオ)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
カテゴリ : ニュース
掲載: 2015年03月26日 13:00