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ザ・ナイツ/the ground beneath our feet~バッハからのインスピレーション

ザ・ナイツ/the ground beneath our feet~バッハからのインスピレーション

「ザ・ナイツ(騎士)」は、ニューヨークで創造的音楽パフォーマンスを行い、高い評価を得ている室内オーケストラで、チェリスト兼指揮者のエリック・ジェイコブセン、ヴァイオリンのコリン・ジェイコブセン兄弟によって結成されました。彼らはヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクトのメンバーでもあり、彼らとその仲間たちによるこのアンサンブルの演奏は、世界中の様々な民族音楽やバロック奏法からミュージカルまで幅広い演奏の経験を取り入れ、アメリカ中のクラシック・ファンを熱狂の渦に巻き込んでいます。この最新アルバムでは、バッハの協奏曲にインスピレーションされた作品が収録されています。ライヒやストラヴィンスキーだけでなく、演奏者自身もインスピレーションされ作曲した民族色ある作品は、すでにニューヨーク・タイムズなどで絶賛されています。
(ワーナーミュージック)

【収録予定曲】
1)スティーヴ・ライヒ:2台のヴァイオリンと弦楽のためのデュエット
2)J.S.バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調BWV.1060R
3)ストラヴィンスキー:協奏曲変ホ長調 “ダンバートン・オークス”
4)コリン・ジェイコブセン&シアマック・アガエイ:サントゥールのための協奏曲
5)The Knights:the ground beneath our feet
【演奏】
コリン・ジェイコブセン(ヴァイオリン&リーダー)
ザ・ナイツ
【録音】
2014年(デジタル:セッション)

サントゥール協奏曲について…

サントゥールとは、ペルシャ(現在のイラン)発祥の打弦楽器。台形の木箱に多弦を張った形をしており、弦を2本の撥(mezrabメズラーブ)で叩き演奏します。10世紀頃のペルシャの文献には登場していることから、ピアノの祖先にあたる楽器とも言われています。金属の乾いた独特な響きが印象的で、中東音楽のエキゾチックさを支える楽器とも言えるのではないでしょうか。今回の協奏曲では、サントゥールの演奏家としても活躍するシアマック・アガエイが参加。シルクロードを東西に繋いだような、エキゾチックさとバロック風味の構築性が絡み合った面白い作品に仕上がっています。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年04月02日 13:26