注目アイテム詳細

グレン・グールド・リマスタード~ザ・コンプリート・ソニークラシカル・アルバム・コレクション(81枚組)

グレン・グールド全集CD81枚組

【完全生産限定盤】
既定数に達し次第、予約を終了させていただきます。
予めご了承ください。

【81CD予定】
【仕様】
・アメリカ盤初出LPデザインによる紙ジャケット仕様
・24cmX24cmサイズのハードカヴァー別冊解説書付き
・収納用リッド・オフ・ボックス
 サイズ: 横 26.3 cm x 縦26.3 cm x 高さ 16.7 cm
 重量: 5.35 kg

グレン・グールドは1955年にコロンビア・マスターワークス(現ソニー・クラシカル)と専属契約を結び、1982年に亡くなるまで同レーベルに録音を続けました。「グレン・グールド・リマスタード~ザ・コンプリート・ソニークラシカル・アルバム・コレクション」は、グールドがソニー・クラシカルに録音し、生前に発売を認めた全ての演奏を、オリジナル・アナログ・マスターから最新のDSDテクノロジーで新たにリミックス/リマスタリングを行ない、CD81枚からなる完全生産限定盤ボックスとして発売するものです。

DISC1~78は、グールドの演奏を収録したアルバムで、アメリカ盤の発売順に並べられ、全て発売時のLPカップリングで収録されています(初出盤がグールド以外の演奏家の録音とのカップリングだった場合は、それらも収録。また同一録音が別のアルバムで重複している場合もそのまま収録)。

DISC79~81は、グールドの語りを収録した音源。DISC79「コンサート・ドロップアウト」は、リスト編曲のベートーヴェン「運命」との組み合わせで発表されたもの、DISC80「ゴールドベルク変奏曲を語る」は、ゴールドベルク変奏曲の新録音のプロモーション用として、グールドによって企画制作されたインタビューです。DISC81には、バッハについてドイツ語で語るトラックのほか、CBSのプロモーション用非売品LP用に録音された語りのほか、ブラームスの「間奏曲イ長調作品118の2」の1959年録音も収録されています。

各ディスクはアメリカ盤初出LPのデザインによる紙ジャケットに封入され、ディスクのレーベル・デザインも時代によって変遷があった当時のデザインを再現する予定です。

リマスターは2012年~2015年にかけて元ソニー・クラシカルのエンジニア、アンドレアス・マイヤーによって手掛けられました。ソニー・クラシカルのマスターテープ・アーカイヴに厳重に保管されている貴重なオリジナル・アナログ・マスターを使用し、オリジナルが3チャンネル以上のマルチ・マスターの場合は、新たにリミックスした上でリマスターされています。

416ページのオールカラー・ハードカヴァー別冊解説書(欧文のみ)には、「グレン・グールド演奏術」の著作もありグールド研究者として著名なケヴィン・バザーナとリマスターを担当したエンジニアのアンドレアス・マイヤーによる新規ライナーノーツ、初出情報、ジャケット写真およびデザインのクレジット、マトリックス番号も含むアルバム毎の詳細録音データ入りトラックリストのほか、初出LPの全ライナーノーツ(グールド執筆のものも含まれています)、グールドやレーベルコピーの貴重な写真(その多くは今回が初公開)を多数掲載。

【ソニー・ミュージックジャパン限定特典】
日本語スペシャル・ブックレット 封入
※この特典は、ソニーミュージックジャパンインターナショナルから出荷される商品にのみ封入される特典となります。(日本製作)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから出荷される商品には、特典として<日本語スペシャル・ブックレット>を封入。
日本語によるトラックリストのほか、ケヴィン・バザーナの「グレン・グールド・リマスタード」、アンドレアス・マイヤーの「グールドの芸術に新たな命を吹き込む」の日本語訳(訳:宮澤淳一)を掲載した別冊解説書が特典として封入されます。

【2007年発売の80枚組「オリジナル・ジャケット・コレクション」との差異】
・全点新規DSDリマスタリング。(2007年:SBMテクノロジーを用いた20ビット・マスタリング)
・1955年の「ゴールドベルク変奏曲」はモノラル盤と疑似ステレオ盤の2種類を収録。(2007年:モノラル盤のみ収録)
・1981年の「ゴールドベルク変奏曲」は、デジタル・マスターと並行して収録されていたアナログ・マスター素材からグールドやサミュエル・H・カーターの使った編集用のスコアをもとに編集しDSD化した音源が使われています。(2007年:デジタル録音のオリジナル・マスターから20ビット化したマスターを使用)
・「グレン・グールド、ドイツ語でバッハを語る」「グレン・グールド、ルドルフ・ゼルキンのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番を語る*」「グレン・グールド、ベートーヴェンの熱情・悲愴・月光を語る*」「グレン・グールド、シェーンベルクを語る**」をDISC81に収録(**は世界初CD化/*日本でのみCD化されていた音源)
・ブラームスの間奏曲イ長調作品118の2の別録音も収録。
・全点アメリカ盤初出LPのジャケット・デザインを使用。より精細なスキャニングで、オリジナル・デザインの色調を再現し、ジャケット裏の文字も読みやすくなっています。またステレオ録音については、ステレオ盤の初出LPデザインを使用しています。
・初出LPの全ライナーノーツを掲載。
・2007年のボックスのDISC80(BONUS DISC II)に収録されていた、グールド没後に発売されたソニー・クラシカル音源(バッハ:イタリア風アリアと変奏ほか、トロント響メンバーを指揮したワーグナー:ジークフリート牧歌)は含まれておりません。

【1992年発売の「グレン・グールド・エディション」との収録曲の差異】
・グールド没後に発売されたソニー・クラシカル音源
・CBC放送音源
・メロディア音源
は含まれておりません。

【収録予定曲】2015年5月25日時点での情報です。

【CD1】
バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV988(1955年モノラル録音)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1955年6月10日、14日~16日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:ML5060

【CD2】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第30番ホ短調作品109
2.ピアノ・ソナタ第31番変イ長調作品110
3.ピアノ・ソナタ第32番ハ短調作品111
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1956年6月28日&29日(1)、1956年6月26日&27日(2)、6月20日、21日&25日(3)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:ML5130

【CD3】
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19
2.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
グレン・グールド(ピアノ)
コロンビア交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)
録音:1957年4月9日&10日(1)、1957年4月11日(2)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:ML5211

【CD4】
バッハ:
1.パルティータ第5番ト長調BWV829
2.平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第14番嬰ヘ短調BWV883よりフーガ
3.平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第9番ホ長調BWV878よりフーガ
4.パルティータ第6番ホ短調BWV830*
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1957年7月29日~31日、8月1日(1/4)、1957年7月30日(2)、1957年8月1日(3)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:ML5186
*4はオリジナル・モノラル・マスターからリマスターされています。

【CD5】
1.ハイドン:ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調Hob.XVI:49*
2.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330(300h)
3.モーツァルト:幻想曲とフーガハ長調K.394(383a)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1958年1月7-10日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:ML5274
*1は、初出のモノラルLPと1992年の「グレン・グールド・レガシー」で再発された際に初めて世に出たステレオ版とを比較したところ、編集に差異が認められたため、今回オリジナル・3トラック・マスターより、モノラルLPとまったく同じように再編集された上で、ステレオにリミックスされています。

【CD6】
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
[第1楽章と第3楽章のカデンツァ:グールド]
2.バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056
グレン・グールド(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)
録音:1958年4月29日&30日(1)、1958年5月1日(2)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6017/ML5298

【CD7】
1.ベルク:ピアノ・ソナタ作品1
2.シェーンベルク:3つのピアノ曲作品11
3.クルシェネク:ピアノ・ソナタ第3番作品92の4
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1958年7月1日(1、3)、1958年6月30日&7月1日(2)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:ML5536

【CD8】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
グレン・グールド(ピアノ)
コロンビア交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)
録音:1959年5月4日、5日&8日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS9069/ML5418

【CD9】
バッハ:
1.イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
2.パルティータ第1番変ロ長調BWV825
3.パルティータ第2番ハ短調BWV826
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1959年6月23日~26日(1)、1959年5月1日、8日、9月22日(2)、1959年6月22日&23日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6141/ML5472

【CD10】
グールド:弦楽四重奏曲作品1
シンフォニア四重奏団
録音:1960年3月13日クリーヴランド、セヴェランス・ホール(グールド監修による録音)
初出:MS6178/ML5578

【CD11】
ブラームス:
1間奏曲変ホ長調作品117の1
2間奏曲変ロ短調作品117の2
3間奏曲嬰ハ短調作品117の3
4間奏曲変ホ短調作品118の6
5間奏曲ホ長調作品116の4
6間奏曲イ短調作品76の7
7間奏曲イ長調作品76の6
8間奏曲ロ短調作品119の1
9間奏曲イ短調作品118の1
10間奏曲イ長調作品118の2
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1960年9月29日(1、2、4)、1960年9月30日(3、10)、1960年11月21日(5-8)、1960年11月23日(9)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6237/ML5637

【CD12】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
グレン・グールド(ピアノ)
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン(指揮)
録音:1961年3月20日ニューヨーク、マンハッタン・センター
初出:MS6262/ML5662

【CD13】
バッハ:フーガの技法BWV1080より
1コントラプンクトゥスI
2コントラプンクトゥスII
3コントラプンクトゥスIII
4コントラプンクトゥスIV
5コントラプンクトゥスV
6コントラプンクトゥスVI
7コントラプンクトゥスVII
8コントラプンクトゥスVIII
9コントラプンクトゥスIX
グレン・グールド(オルガン)
録音:1962年1月31日、2月1日、2日、4日、21日トロント、オール・セインツ・アングリカン教会および1962年2月21日、ニューヨーク、シオロジカル・カレッジ礼拝堂
初出:MS6338/ML5738

【CD14】
1.モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
2.シェーンベルク:ピアノ協奏曲作品42
グレン・グールド(ピアノ)
CBC交響楽団
ワルター・ジュスキント(指揮/1)、ロバート・クラフト(指揮/2)
録音:1961年1月17日(1)、1961年1月21日(2)トロント、マッセイ・ホール
初出:MS6339/ML5739

【CD15】
R.シュトラウス:「イノック・アーデン」作品38
クロード・レインズ(朗読)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1961年10月2日~4日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6341/ML5741

【CD16】
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より前奏曲とフーガ第1番~第8番BWV846-853
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1962年7月~9月ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6408/ML5808

【CD17】
バッハ:
1.パルティータ第4番ニ長調BWV828
2.パルティータ第3番イ短調BWV827
3.トッカータホ短調BWV914
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1962年12月11日&12日、3月19日&20日(1)、1962年10月18日&19日(2)、:1963年4月8日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6498/ML5898

【CD18】
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より前奏曲とフーガ第9番~第16番BWV854-861
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1963年6月~8月ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6538/ML5938

【CD19】
バッハ:2声のインヴェンションと3声のシンフォニアBWV772-801
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1963年12月6日、11日、19日、1964年1月2日、3月18日&19日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6622/ML6022

【CD20】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第5番ハ短調作品10-1
2.ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調作品10-2
3.ピアノ・ソナタ第7番ニ長調作品10-3
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1964年9月15日(1)、1964年6月29日(2)、1964年11月30日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6686/ML6086
 
【CD21】
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より前奏曲とフーガ第17番~第24番BWV862-869
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1965年2月~8月ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

【CD22】【CD23】
『アルノルト・シェーンベルクの音楽第4巻』
【CD22】
『シェーンベルク:ピアノ伴奏による歌曲集』
シェーンベルク:
1.2つの歌曲作品1
(1)第1曲感謝
(2)第2曲別れ
ドナルド・グラム(バス・バリトン)
グレン・グールド(ピアノ)
2.4つの歌曲作品2
(1)第1曲期待
(2)第2曲あなたの金の櫛を私に
(3)第3曲高揚
(4)第4曲森の日射し
エレン・ファウル(ソプラノ)
グレン・グールド(ピアノ)
3.歌曲集「架空庭園の書」作品15
ヘレン・ヴァンニ(メゾ・ソプラノ)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1965年1月5日(1)、1964年6月11日(2)、1965年6月10日&11日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

【CD23】
『シェーンベルク:ソロ・ピアノ作品全集』
シェーンベルク:
1.3つのピアノ曲作品11
2.5つのピアノ曲作品23
3.6つのピアノ小品作品19
4.ピアノ組曲作品25
5.2つのピアノ小品作品33a&b
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1958年6月30日&7月1日(1)、1965年9月28日&29日、11月16日&18日(2)、1964年6月29日&1965年9月29日(3)、1964年1月2日、9日(4)、1965年11月16日&18日(5)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
【CD22+CD23】初出:M2S736/M2L336

【CD24】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番作品73「皇帝」
グレン・グールド(ピアノ)
アメリカ交響楽団
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
録音:1966年3月1日&4日ニューヨーク、マンハッタン・センター
初出:MS6888/ML6288

【CD25】【CD26】
『アルノルト・シェーンベルクの音楽第7巻』
【CD25】
シェーンベルク:
1.弦楽三重奏曲作品.45
ジュリアード弦楽四重奏団員
2.ナポレオン・ボナパルトへの頌歌作品41
ジョン・ホルトン(朗読)
ジュリアード弦楽四重奏団
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年5月11日&12日(1)、1965年2月3日&4日(2)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

【CD26】
シェーンベルク
1.オルガンのためのレチタティーヴォによる変奏曲作品40
マリリン・メイソン(オルガン)
2.ヴァイオリンとピアノのための幻想曲作品47
イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)
グレン・グールド(ピアノ)
3.管弦楽のための主題と変奏作品43b
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)
録音:1966年2月16日ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール(1)、1964年7月10日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(2)、1963年10月2日フィラデルフィア、タウン・ホール(3)
【CD26+CD27】初出M2S767

【CD27】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」
2.ピアノ・ソナタ第9番ホ長調作品14の1
3.ピアノ・ソナタ第10番ト長調作品14の2
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年4月18日、19日(1)、1966年2月3日(2)、1966年2月10日、5月16日&17日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS6495/ML6345

【CD28】
バッハ:
1.ピアノ協奏曲第3番ニ長調BWV1054
2.ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056
3.ピアノ協奏曲第7番ト短調BWV1058
グレン・グールド(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)
録音:1967年5月2日(1)、1958年5月1日(2)、1967年5月4日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7001/ML6401

【CD29】
『20世紀カナダの音楽』
1.モラヴェッツ:幻想曲ニ短調
2.アンハルト:幻想曲
3.エテュ:ピアノのための変奏曲作品8
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年6月27日&28日(1)、1967年7月25日(2)、1967年8月11日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:32110046/32110045

【CD30】
モーツァルト:
1.ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279(189d)
2.ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K.280(189e)
3.ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281(189f)
4.ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282(189g)
5.ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283(189h)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1967年11月9日(1)、1967年8月11日、11月9日&10日(2)、1967年5月25日、26日、11月10日(3)、1967年7月25日、11月9日、10日(4)、1967年5月25日&26日(5)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7097

【CD31】
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第1番~第8番BWV870-877
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年8月~1967年2月ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7099

【CD32】
バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV988(疑似ステレオ盤)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1955年6月10日、14日~16日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7096

【CD33】
ベートーヴェン/リスト編:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1967年11月22日、12月7日(第1楽章)、1967年12月5日(第2楽章)、1967年12月5日&7日(第3楽章)、1967年12月28日、29日、1968年1月8日(第4楽章)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7095

【CD34】
1.スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調作品23
2.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調作品83「戦争ソナタ」
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1968年1月29日、30日、2月6日(1)、1967年1月14日、15日、6月24日、7月25日(2)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7173

【CD35】
モーツァルト:
1.ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284(205b)「デュルニッツ」
2.ピアノ・ソナタ第7番ハ長調K.309(284b)
3.ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311(284c)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1968年9月19日、30日、10月1日(1)、1968年9月19日、20日(2)、1968年7月30日、31日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7274

【CD36】
バッハ:
1.ピアノ協奏曲第2番ホ長調BWV1053
2.ピアノ協奏曲第4番イ長調BWV1055
グレン・グールド(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)
録音:1969年2月10~12日(1)、1969年2月11日(2)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7294

【CD37】
シューマン:
1.ピアノ四重奏曲変ホ長調作品47
グレン・グールド(ピアノ)
ジュリアード弦楽四重奏団員
2.ピアノ五重奏曲変ホ長調作品44
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
ジュリアード弦楽四重奏団
録音:1968年5月9日&10日(1)、1964年4月28日(2)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7325(D3S806)

【CD38】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」
2.ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調作品27の2「月光」
3.ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57「熱情」
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年4月18日&19日(1)、1967年5月15日(2)、1967年10月18日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7413

【CD39】
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第9番~第16番BWV878-885
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1969年9月~12月ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:MS7409

【CD40】
ベートーヴェン:
1.創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO80
2.創作主題による6つの変奏曲ヘ長調作品.34
3.「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲変ホ長調(エロイカ変奏曲)作品35
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年11月8日(1)、1967年5月15日&16日(2)、1967年2月20日&21日、1970年7月16日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:M30080

【CD41】
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第17番~第24番BWV886-893
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年1月トロント、イートン・オーディトリアム
初出M30537

【CD42】
1.バード:パヴァーヌとガイヤルド第1番
2.ギボンズ:幻想曲ハ長調
3.ギボンズ:アレマンド(イタリア風グラウンド)
4.バード:ヒュー・アシュトンのグラウンド
5.バード:パヴァーヌとガイヤルド第6番
6.ギボンズ:ソールズベリー爵のパヴァーヌとガイヤルド
7.バード:ヴォランタリー
8.ギボンズ:セリンガーのラウンド
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1967年6月14日&15日(1)、1968年8月1日(2,3)、1967年5月26日(5、7)、1969年8月1日(6)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ/1971年4月18日トロント、イートン・オーディトリアム(4、8)
初出:M38025

【CD43】
モーツァルト:
1.ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310(300d)
2.ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330(300h)
3.ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332(300k)
4.ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調K.333(315c)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1969年1月30日、31日、2月13日(1)、1970年8月11日(2)、1965年9月28日&29日、12月16日、1966年5月16日&17日(3)、1965年8月12日、1966年5月16日&17日、1970年1月22日&23日、8月10日(4)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出:M31073

【CD44】
『カート・ヴォネガット原作の映画「スローターハウス5」からの音楽』
バッハ:
1.ピアノ協奏曲第5番へ短調BWV1056
グレン・グールド(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)
2.ゴールドベルク変奏曲BWV988~第18変奏
3.ゴールドベルク変奏曲BWV988~第25変奏
グレン・グールド(ピアノ)
4.ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049~第3楽章:プレスト
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
マールボロ音楽祭管弦楽団
パブロ・カザルス(指揮)
5.ピアノ協奏曲第3番ニ長調BWV1054
録音:ニューヨーク、30丁目スタジオ
グレン・グールド(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)
録音:1958年5月1日(1)、1955年6月10,14-16日(2、3)、1967年5月2日(5)ニューヨーク、30丁目スタジオ/1964年7月9日&11日、ヴァーモント州マールボロ(4)
初出:S31333

【CD45】
『シェーンベルク:ピアノ伴奏による歌曲全集第2巻』
シェーンベルク:
1.6つの歌曲作品3
(1)第1曲ゲオルグ・フォン・フルンツベルクはいかに自らのことを歌ったか
(2)第2曲興奮したものたち
(3)第3曲警告
(4)第4曲婚礼の歌
(5)第5曲熟達したこの心
(6)第6曲自由であること
2.2つのバラード作品12
(1)第1曲ジェーン・グレイ
(2)第2曲失われた大軍
3.3つの歌作品48
(1)第1曲夏の倦怠
(2)第2曲死
(3)第3曲乙女の歌
4.2つの歌曲作品14
(1)第1曲私は感謝を禁じられている
(2)第2曲この冬の日々に
5.2つの歌曲作品post.
(1)第1曲思考
(2)第2曲岸辺にて
6.8つの歌曲作品6
(1)第1曲夢の人生
(2)第2曲全てのもの
(3)第3曲乙女の歌
(4)第4曲見捨てられ
(5)第5曲ガゼール
(6)第6曲路傍にて
(7)第7曲誘惑
(8)第8曲さすらい人

ドナルド・グラム(バス・バリトン/1(1))
ヘレン・ヴァンニ(メゾ・ソプラノ/1(2)-(6)/2(1)/3-6)
コーネリス・オプトフ(バリトン/2(2))
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1964年9月17日&1965年1月5日(1)、1968年4月10日(2(1))、1970年9月15日(3)、1968年4月9日(4)、1968年4月9日、10日(5)、1968年2月27日29日(6)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ/1971年5月3日、トロント、イートン・オーディトリアム(2(2))
初出:M31312

【CD46】
ヘンデル
1.チェンバロ組曲第1番イ長調HWV426
2.チェンバロ組曲第2番ヘ長調HWV427
3.チェンバロ組曲第3番ニ短調HWV428
4.チェンバロ組曲第4番ホ短調HWV429
グレン・グールド(チェンバロ)
録音:1972年3月26日(1)、1972年4月30日、5月1日、28日(2-4)トロント、イートン・オーディトリアム
初出M31522

【CD47】
1.グリーグ:ピアノ・ソナタホ短調作品7
2.ビゼー:夜想曲ニ長調
3.ビゼー:半音階的変奏曲
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年3月13日&14日(1)、1972年12月13日(2)、1971年5月2日&3日(3)トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M32040

【CD48】
バッハ:
1.フランス組曲第1番ニ短調BWV812
2.フランス組曲第2番ハ短調BWV813
3.フランス組曲第3番ロ短調BWV814
4.フランス組曲第4番変ホ長調BWV815
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1972年11月15日&16日(1)、1972年11月5日(2)、1972年12月12日、1973年2月17日(3)、1973年2月17日(4)トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M32347

【CD49】
モーツァルト:
1.ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(300i)「トルコ行進曲付き」
2.ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545
3.幻想曲ニ短調K.397(385g)
4.ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533/K.494
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1965年12月16日、1970年8月11日(1)、1967年7月25日(2)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ/1972年11月5日トロント、イートン・オーディトリアム(3)、1972年4月13日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ&1072年11月15日&16日、1973年3月10日、トロント、イートン・オーディトリアム(4)
初出:M32348

【CD50】
ヒンデミット:
1.ピアノ・ソナタ第1番「マイン川」
2.ピアノ・ソナタ第2番
3.ピアノ・ソナタ第3番
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年10月13日(1)、1966年12月29日、1967年1月9日、10日(2)、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ/1973年2月18日、トロント、イートン・オーディトリアム(3)
初出:M32350

【CD51】
ワーグナー/グールド編:
1.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2.楽劇「神々の黄昏」~夜明けとジークフリートのラインへの旅
3.ジークフリート牧歌
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1973年6月30日(1)、1973年5月14日&6月30日(2)、1973年2月3日&4日(3)トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M32351

【CD52】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第16番ト長調作品31の1
2.ピアノ・ソナタ第17番ニ短調作品31の2「テンペスト」
3.ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調作品31の3
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年8月29日、1973年5月15日(1)、トロント、イートン・オーディトリアム/1967年1月9日、10日、24日、25日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ&1971年8月29日、トロント、イートン・オーディトリアム(2)、1973年5月15日、トロント、イートン・オーディトリアム(3)
初出:M32349

【CD53】
バッハ:
1.フランス組曲第5番ト長調BWV816
2.フランス組曲第6番ホ短調BWV817
3.フランス風序曲ロ短調BWV831
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年2月27日、28日、3月23日、1973年2月17日(1)、1971年3月14日&5月23日(2)、1971年1月31日、2月27日&28日、1973年11月5日(3)トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M32853

【CD54】
『バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ』
バッハ
1.チェロ・ソナタ第1番ト長調BWV1027
2.チェロ・ソナタ第2番ニ長調BWV1028
3.チェロ・ソナタ第3番ト短調BWV1029
レナード・ローズ(チェロ)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1974年5月28日&29日(1)、1973年12月16日&17日(2.3)、トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M32954

【CD55】
ベートーヴェン:
1.7つのバガテル作品33
2.6つのバガテル作品126
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1974年5月10日、11日、6月22日、23日トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M33265

【CD56】
モーツァルト:
1.幻想曲ハ短調K.475
2.ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
3.ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570
4.ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1966年11月8日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(1)、1973年11月6日、1974年9月8日(2)、1974年11月9日(3)、1974年9月7日(4)トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M33515

【CD57】【CD58】
『ヒンデミット:金管とピアノのためのソナタ全集』
【CD57】
ヒンデミット:
1.ホルン・ソナタ
メイソン・ジョーンズ(フレンチ・ホルン)
グレン・グールド(ピアノ)
2.バス・チューバ・ソナタ
エイブ・トーチンスキー(バス・チューバ)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1975年7月3日&5日(1)、1975年9月3日&4日(2)、トロント、イートン・オーディトリアム

【CD58】
ヒンデミット:
1.トランペット・ソナタ
ギルバート・ジョンソン(トランペット)
グレン・グールド(ピアノ)
2.アルト・ホルン・ソナタ変ホ調
メイソン・ジョーンズ(アルト・ホルン)
グレン・グールド(ピアノ)
3.トロンボーン・ソナタ
ヘンリー・チャールズ・スミス(トロンボーン)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1975年1月6日(1)、1975年9月3日&4日、1976年2月9日&10日(2)、1975年9月3日&4日、1976年2月22日&23日(3)トロント、イートン・オーディトリアム
【CD57+CD58】初出M233971

【CD59】【CD60】
『バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集』
【CD59】
バッハ:
1.ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調BWV1014
2.ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調BWV1015
3.ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調BWV1016
ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1975年2月1日~3日(1、2)1975年11月24日&25日、1976年1月9日~11日(3)トロント、イートン・オーディトリアム

【CD60】
バッハ:
1.ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調BWV1017
2.ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調BWV1018
3.ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調BWV1019
ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1975年11月23日&24日(1)、1976年1月9日~11日(2,3)トロント、イートン・オーディトリアム
【CD59+60】初出M234226

【CD61】【CD62】
『バッハ:イギリス組曲(全曲)』
【CD61】
バッハ:
1.イギリス組曲第1番イ長調BWV806
2.イギリス組曲第4番ヘ長調BWV809
3.イギリス組曲第5番ホ短調BWV810
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1973年3月11日、11月4日、5日(1)、1974年12月14日、15日、1975年5月23日、24日(2、3)トロント、イートン・オーディトリアム

【CD62】
バッハ:
1.イギリス組曲第2番イ短調BWV807
2.イギリス組曲第3番ト短調BWV808
3.イギリス組曲第6番ニ短調BWV811
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1971年5月23日(1)、1974年6月21日&22日(2)、1975年10月10日、11日、1976年5月23日、24日(3)、トロント、イートン・オーディトリアム
【CD61+CD62】初出M234578

【CD63】
シベリウス:
1.ソナチネ嬰ヘ短調作品67の1
2.ソナチネホ長調作品67の2
3.ソナチネ変ロ短調作品67の3
4.キュリッキ作品41
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1976年12月18日&19日(1、3)、1977年3月28日&29日(2、4)トロント、イートン・オーディトリアム
初出:M34555

【CD64】【CD65】
『ヒンデミット:歌曲集「マリアの生涯」(全曲)[1922/23年版]』
【CD64】
ヒンデミット:歌曲集「マリアの生涯」[1922/23年版]
第1部
(1)マリアの誕生
(2)寺院におけるマリアの奉献
(3)マリアへの告知
(4)マリアの訪問
(5)ヨセフの疑念
(6)羊飼いたちへのお告げ
(7)キリストの誕生
(8)エジプト逃亡時の休息

【CD65】
ヒンデミット:歌曲集「マリアの生涯」[1922/23年版]
第2部
(1)カナの婚礼のこと
(2)受難の前に
(3)ピエタ
(4)復活者によるマリアの慰め
(5)マリアの死についてⅠ
(6)マリアの死についてII
(7)マリアの死についてIII

ロクソラーナ・ロスラック(ソプラノ)
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1976年11月21日&21日、1977年1月15日、16日、29日、30日、2月13日、3月4日&5日トロント、イートン・オーディトリアム
【CD64+65】初出:M234579

【CD66】
バッハ:
1.トッカータニ長調BWV912
2.トッカータ嬰ヘ短調BWV910
3.トッカータニ短調BWV913
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1976年10月16日、17日、31日、11月1日(1)、1976年10月31日、11月1日(2)、1976年16日&17日(3)トロント、イートン・オーディトリアム
初出M35144

【CD67】
バッハ:
1.トッカータハ短調BWV911
2.トッカータト短調BWV915
3.トッカータト長調BWV916
4.トッカータホ短調BWV914
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1979年5月15日&16日(1)、1979年6月12日(2)、1979年5月15日(3)、トロント、イートン・オーディトリアム
1963年4月8日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(4)
初出M35831

【CD68】
バッハ:
1.6つの小前奏曲BWV933-938
2.前奏曲とフゲッタBWV899
3.前奏曲とフゲッタBWV902
4.9つの小前奏曲より
(1)第1番ハ長調BWV924
(2)第4番ヘ長調BWV927
(3)第3番ニ長調BWV926
(4)第2番ニ長調BWV925
(5)第5番ヘ長調BWV928
(6)第7番ト短調BWV930
5.フーガハ長調BWV952
6.フゲッタハ短調BWV961
7.フーガハ長調BWV953
8.前奏曲とフーガイ短調BWV895
9.前奏曲とフゲッタホ短調BWV900
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1979年10月10日(1-3)、1980年1月10日、11日、2月2日(4-9)トロント、イートン・オーディトリアム
初出M35891

【CD69】【CD70】
『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番~第3番、第15番「田園」』
【CD69】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調作品2-1
2.ピアノ・ソナタ第3番ハ短調作品2-3
グレン・グールド(ピアノ)
録音:197411月9日(1)、1976年8月13日&1979年8月5日(2)トロント、イートン・オーディトリアム

【CD70】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第2番イ長調作品2-2
2.ピアノ・ソナタ第15番ニ長調作品28「田園」
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1976年7月10日(1)、1979年6月13日&7月13日(2)トロント、イートン・オーディトリアム
【CD69+CD70】初出M235911

【CD71】【CD72】
『グレン・グールド・シルヴァー・ジュビリー・アルバム』
【CD71】
グレン・グールド・シルヴァー・ジュビリー・アルバム
[第1部]
1.D.スカルラッティ:ソナタニ長調K430(L463)
2.D.スカルラッティ:ソナタニ短調K9(L413)
3.D.スカルラッティ:ソナタト長調K13(L486)
4.C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第1番イ短調Wq.49の1(H.30)
グレン・グールド(ピアノ)
5.グールド:フーガを書いてごらんなさい
エリザベス・ベンソン=ギイ(ソプラノ)
アニタ・ダリアン(メゾ・ソプラノ)
チャールズ・ブレッスラー(テノール)
ドナルド・グラム(バス)
ジュリアード弦楽四重奏団
ヴラディミール・ゴルシュマン(指揮)
6.スクリャービン:2つの小品作品57*
グレン・グールド(ピアノ
7.R.シュトラウス:オフィーリアの歌作品67
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
グレン・グールド(ピアノ)
8.ベートーヴェン/リスト:交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」~第1楽章
グレン・グールド(ピアノ)

録音:1968年1月30日(1、3、4)、1968年2月5日&6日(2)、1963年12月14日(5)、1966年1月14日&15日(7)、1968年7月30日、31日、8月1日(8)、ニューヨーク、30丁目スタジオ/1972年12月13日トロント、イートン・オーディトリアム(6)
*6はグールドの「アコースティック・オーケストレーション」というコンセプトに従ってリマスターされています。

【CD72】
グレン・グールド・シルヴァー・ジュビリー・アルバム
[第2部]
グレン・グールド・ファンタジー~グレン・グールド・シルヴァー・ジュビリー・インタビュー
出演:グレン・グールド、マーガレット・パチュ、マルタ・ホルタヴァニ、シオドア・スラッツ、サー・ナイジェル・トゥウィット=ソーンウェイト、カールハインツ・クロップヴァイザー、ダンカン・ヘイグ=ギネス、バイロン・ロシター、キャシー・マッカレル、ガイザー石油会長
録音:1980年7月1日、7日、8日、トロント、イートン・オーディトリアム
【CD71+CD72】初出M2X35914

【CD73】【CD74】
『ハイドン:最後の6つのピアノ・ソナタ』
【CD73】
ハイドン:
1.ピアノ・ソナタ第56番ニ長調Hob.XVI:42
2.ピアノ・ソナタ第58番ハ長調Hob.XVI:48
3.ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調Hob.XVI:49
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1981年3月11日(1)、1981年3月12日&5月29日(2)、1981年2月24日&25日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

【CD74】
ハイドン:
1.ピアノ・ソナタ第60番ハ長調Hob.XVI:50
2.ピアノ・ソナタ第61番ニ長調Hob.XVI:51
3.ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調Hob.XVI:52
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1980年10月13日&14日(1)、1980年10月14日(2)、1981年2月25日&3月13日(3)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
【CD73+CD74】初出I2M36947

【CD75】
バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV988(1981年録音)*
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1981年4月22日~25日、5月15日、19日、29日ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出IM37779
*アナログ・マスターから再編集されたマスターを使用しています。

【CD76】
ブラームス:
1.4つのバラード作品10
2.2つのラプソディ作品79
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1982年2月8日、9日、10日(1)、1982年6月30日、7月1日(2)、ニューヨーク、RCAスタジオA
初出IM37800

【CD77】
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第12番変イ長調作品26「葬送」
2.ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調作品27の1
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1979年9月4日&5日(1)、1979年8月2日&3日(2)トロント、イートン・オーディトリアム
初出M37831

【CD78】
R.シュトラウス:
1.ピアノ・ソナタロ短調作品5
2.5つのピアノ小品作品3
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1982年7月2日&9月1日~3日ニューヨーク、RCAスタジオA(1)、1979年4月23日、トロント、オールド・セント・ローレンス・ホール&1979年8月6日、9月5日、トロント、イートン・オーディトリアム(2)
初出IM38659

【CD79】
コンサート・ドロップアウト~ジョン・マックルーアとの対話
録音:1968年1月9日&11日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
初出BS15

【CD80】
グレン・グールド、ゴールトベルク変奏曲を語る~ティム・ペイジとの対話
録音:1982年1月1日ニューヨーク
初出MX38613

【CD81】
1.グレン・グールド、ドイツ語でバッハを語る
2.グレン・グールド、ルドルフ・ゼルキンのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番の録音を語る
3.グレン・グールド、「アルノルト・シェーンベルクの音楽第4巻」を語る
4.グレン・グールド、ベートーヴェンの「悲愴」「月光」「熱情」ソナタを語る
5.ブラームス:間奏曲イ長調作品118の2
グレン・グールド(語り、ピアノ)
録音:1972年?(1)、1966年(2)、1966年(3)、1967年(4)、1959年5月1日、ニューヨーク、30丁目スタジオ(5)

アナログからデジタルまで――グールドの全仕事を再体験する
宮澤淳一 (青山学院大学総合文化政策学部教授)

グレン・グールドが他界してから、今年の秋で33年になる。
録音や映像に残された彼のピアノ演奏をリアルタイムで聴き込んできた人もいれば、死後にファンになった人も多いだろう。あらゆる録音や映像を買いそろえ、新しい関連書は必ず手を取る人もいれば、いくつかのディスクとの幸せな出会いを経て、それらを集中的に愛聴している人もいるかもしれない。「グレン・グールド・リマスタード」と題された今回の一連のリリースは、あらゆるグールド・ファンにとって、意義深い企画だ。
まず、『ザ・コンプリート・ソニークラシカル・アルバム・コレクション』というグールドの全正規盤を紙ジャケCD81枚にまとめた企画。「全集」をひもとくことは、その作家や芸術家の仕事の全体像を理解することだが、今回の企画はその営みにふさわしい。2007年にも80枚組で同様の紙ジャケ盤全集が発売されたが、今回は全録音をオリジナル・アナログ・マスターから新しくDSDリマスタリングしたそうで、CDというメディアで現在望む限り最良の音質でグールドの録音を楽しめることになる(収録音源の異同はリリース資料をご参照ください)。
また、今回は400ページを超える大判の別冊解説書が付く。校正刷りをデータで拝見したところ、各ジャケット写真が大きく掲載され、各盤裏面の英文解説の再録もある。アーカイヴに眠っていた貴重なアーティスト写真も満載で、初出と思われるものも少なくない。
解説書について、個人的には、全LP盤のレーベル・コピーがそのまま複写掲載されていることを歓迎したい。レーベル・コピーとは、ディスクの「戸籍」にあたるもので、初出時の、カタログ番号、マトリクス番号、曲目、演奏者、録音日、発売日等のすべての基礎データが書かれたカードである。「戸籍」ゆえに原則社外秘だったものが、今回、こうして全公開されるのは夢のようだ。タイプで印字され、変色した1枚1枚のカードに時代の空気が漂っている。
そして今回の全集には、『24/44.1ハイレゾ・ファイルUSB』というUSBメモリーも発売される。ハイレゾとMP3の両方のデータが入手できるので、あらゆるデジタル・デバイスでグールドの全録音が楽しめることになる。ピアノ型の箱も凝っている。
加えて、今回の企画は、アナログ派にも配慮がある。グールドのトレードマークとも言える2つの《ゴールドベルク変奏曲》――1955年のデビュー盤と1981年の再録音盤――がアナログのLP盤として“再発売"されるのだ。
初出時と1つ違う点は音源だ。デビュー盤はオリジナル・アナログ・マスターから新たにトランスファーした音源を用いる。再録音盤の方はもっと凝っていて、技術的には開発途上にあった当時のデジタル録音ではなく、念のため同時にまわしてあったアナログ・テープのマスター素材から“復元"編集をした音源を用いている。両者ともに試聴が楽しみだが、後者アナログ・マスターの場合、LP盤に用いてこそ最良の相性が発揮されるのではないかと期待が高まる(今回のCD全集の再録音盤も、この“アナログ"音源だ)。
もっとも、LP盤で楽しみなのは音質だけではない。LP盤は高級な再生機で一部のオーディオ・マニアが楽しむものだから……と思っている人もいるかもしれないが、簡易な機材でもよいから、LP盤をまわして針を落としてグールドのピアノを聴くと体験をしてみたらどうだろう。グールドも、グールドの同時代人も、そういう所作を繰り返しながら1枚1枚の録音に耳を傾けていたのだ。何か発見があるはずだ。
最後に、名前だけは知っていたり、周囲に熱心な人がいて、気になっているが、(あまり)聴いたことのない人にも今回の企画は配慮がある。『ザ・サウンド・オブ・グレン・グールド』という上記CD全集からのハイライト盤もリリースされる。聴いたことのない曲目の出会いにもなるし、DSD方式の音質を確かめてから「全集」の購入を検討したい人にも参考になるだろう。
(2015年5月)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2015年05月29日 19:00

更新: 2015年07月29日 19:30