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ジャーマン・テクノの大御所、ポール・カークブレンナー7作目『7』

Paul Kalkbrenner

 

ベルリンを拠点とし、ジャーマン・テクノを代表するアーティストとして活躍するポール・カークブレンナー。20年に及ぶキャリアの中でも、過去6作のアルバム、そしてヨーロッパに留らず全世界を股にかけたプレイで人気を誇り、日本のテクノ・アーティストとの親交でも知られる。2014年ベルリンの壁崩壊から25年を記念してブランデンブルグ門にて行われたイベントで、50万人の大観衆を前にプレイしたという程、まさにベルリンを代表するアーティストだ。

今作はソニーからリリースされる初のアルバムということで、久しぶりにヴォーカルをフィーチャーした曲を多用している。中でもリード曲「Cloud Rider」でサンプリングされているD-Train「You're the One for Me」をはじめ、「Battery Park」のジェファーソン&エアプレイン「FunkyBroadway」、「A Million Days」のルーサー・ヴァンドロス「Never Too Much」といった大ネタ起用は聴きどころ。

ベルリンの壁崩壊当時、カークブレンナーは12歳で、その後、音楽によって人々を繋ぐことを体現してきた。今作も世界のあらゆるクラブ・シーンでマストとなることは間違いない!

 

 

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2015年06月24日 18:25