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NHK-BS1「戦火のマエストロ・近衛秀麿」で話題!近衛秀麿のベートーヴェン復刻第2弾“田園”

近衞秀麿のベートーヴェン:田園

「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家の命を救った男」
8月30日(日)午後0時00分~午後1時50分NHK-BS1にて再放送決定!

8月にNHK BS-1 にて放送された「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家の命を救った男」。
この番組への反響は凄まじいものであり、すぐさま再放送も決定、地上派での放送も予定されています。深い音楽への情熱はもちろんのこと、その真摯に生きる姿は多くの人の心を掴み、また現代に生きる人にも希望を与えてくれたことは間違いありません。
そんな近衞秀麿が読響を振ったベートーヴェンの復刻第2弾の登場です。
激烈な「運命」に比べると比較的穏やかな表情を持つ「田園」ですが、近衞の指揮はまるで曲全体をいとおしむかのようなものであり、もちろん細部にいたるまで目の行き届いた彼らしい演奏となっています。
今回も解説書には「戦火のマエストロ」の著者、菅野冬樹氏の特別寄稿を掲載。前作に続く感動秘話はここでしか読めません。ほかには息子である近衞秀健(作曲家)、宇野功芳のプログラムノートが収録されています。

【宇野功芳ライナーノートより】
第1楽章の頭から、なんという上品な典雅さが匂うことであろう。そのピアニッシモは雰囲気満点で、とても日本のオーケストラとは思えない。近衞がいかにウィーン風の味わいを完全に自分のものにしていたかが理解される。まるでウィーン・フィルがムジークフェライン・ザールで演奏しているような感じで、音と音が少しも切れず、第1主題がフォルテに盛り上がる部分も極めて柔かく、なんともいえぬ情感や感慨の深さがある。そのおっとりとした佇まいを強いて言えば近衞節というのであろうか。詩的な木管の生かし方、楽章終結の大きなリタルダンドもまことに美しい。

オリジナル、アナログマスターテープから192kHz/24bit マスタリング、ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。(ナクソス・ジャパン)

【収録曲目】
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
1.第1楽章:Allegro ma non troppo
2.第2楽章:Andante molto mosso
3.第3楽章:Allegro
4.第4楽章:Allegro
5.第5楽章:Allegretto
6.劇音楽「エグモント」序曲 Op.84
*マスターテープに起因するノイズが発生する箇所があります。
あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

【演奏】
読売日本交響楽団
近衞秀麿(指揮)

【録音】
1968年3月20.21日 杉並公会堂 ステレオ録音

解説書本文 20 ページ
近衞秀健(作曲家)、菅野冬樹、宇野功芳、藤田由之

2015年8月8日放送「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家の命を救った男」で使用された音源!
ベートーヴェン:交響曲第5番“運命”(近衞秀麿版)、シューベルト:交響曲第8番“未完成”(近衞秀麿版)/ 近衞秀麿、読売日本交響楽団

戦火のマエストロ・近衛秀麿の本当の姿を知ってますか?
2015年8月8日午後8時から放送のNHK BS-1スペシャル「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家の命を救った男」、さらに同番組の原作本「戦火のマエストロ・近衛秀麿」菅野冬樹著(NHK出版)の8月12日発刊に合わせて緊急リリース!
激動の昭和史の中で、音楽家として、時の首相・近衛文麿の弟として、ヨーロッパを舞台に活躍した近衛のヒューマンな実像が鮮烈に描かれます。音楽ファンのみならず、多くの視聴者が近衛秀麿に興味を抱くことと思います。
解説書本文20ページ、「戦火のマエストロ」の著者、菅野冬樹氏の特別寄稿を掲載。ほかに宇野功芳、藤田由之、戸川幸夫の解説付きです。
番組全体のテーマとして流れる「未完成」に、「運命」をカップリング。オリジナル、アナログマスターテープから192kHz/24bitマスタリング、ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。
オビ・キャッチコピー:わが国の西洋音楽黎明期を駆け抜けた巨匠・近衛秀麿、晩年に遺した巨大な芸術の軌跡が、オリジナル・アナログマスター使用によるハイビット・リマスタリングで鮮明に甦る!
(ナクソス・ジャパン)

【収録曲】
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759「未完成」
【演奏】
近衛秀麿(指揮)
読売日本交響楽団
【録音】
1968年2月21日 杉並公会堂(ステレオ)

2015年9月6日発売・タワレコ限定!
ベートーヴェン:交響曲第1番(近衞秀麿版)、第7番(近衞秀麿版)/ 近衞秀麿、札幌交響楽団

近衞秀麿と札響との唯一の共演記録。"近衞版"ベートーヴェン演奏の重要な歴史的記録が今、ここに

近衞秀麿(指揮)、札幌交響楽団

※初発売。ステレオ録音
※2015年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を別個にマスタリング→SACD層:DSD5.6MHz、CD層:DXD352.8kHz/32bit)
※オリジナル・アナログマスターから、高品位でデジタル化(DSD5.6MHz、DXD352.8kHz/32bit)
※解説:藤野竣介氏、前川公美夫氏(序文解説)、解説書合計8ページ

【収録曲】
1.ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21(近衞秀麿 版)
2.ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92(近衞秀麿 版)
【演奏】
札幌交響楽団
近衞秀麿(指揮)
【録音】
1963年9月6日 札幌市民会館、第22回定期演奏会ライヴ

2015年8月8日放送「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家の命を救った男」で印象的に流れた近衞の編曲作品
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調(近衞秀麿編曲によるオーケストラ版)

1933年近衞秀麿が初めてベルリン・フィルの定期演奏会に招かれたときに披露し、絶賛を博した編曲作品です。高関健指揮群馬交響楽団による録音が現在唯一のCDです。

「後期ロマン派に於けるトランスクリプション~近衛秀麿&G.マーラー」
【収録曲目】
(1)シューベルト:大交響曲ハ長調~弦楽五重奏曲ハ長調op.163 (D.956)の管弦楽版 (近衛秀麿編曲)
(2)J.S.バッハ:J.S.バッハの管弦楽作品による組曲(マーラー編曲)
【演奏】
高関健指揮 群馬交響楽団 (2)小坂圭太(P) 島田麗子(OG)
【録音】
(1)1998年6月 (2)2000年3月

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年08月27日 12:30