内田光子さんが「第27回高松宮殿下記念世界文化賞」音楽部門を受賞!
受賞者紹介~音楽部門 内田光子(オフィシャル・サイトより)
日本美術協会は10日「第27回高松宮殿下記念世界文化賞」に、音楽部門でピアニストの内田光子さん選んだと発表しました。内田光子さんのCD、DVD一覧→http://tower.jp/artist/800967
高松宮殿下記念世界文化賞は1988年創設。毎年、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇/映像の各部門で優れた業績を上げた芸術家に毎年授与されます。
音楽部門ではこれまで小澤征爾、マルタ・アルゲリッチ、クラウディオ・アバド、マウリツィオ・ポリーニ、アルフレッド・ブレンデル、アルヴォ・ペルトらをはじめとした26名が受賞しています。
◆内田光子さんのここ数年の主な受賞歴
2005年文化功労者
2009年DBE(大英帝国勲章第2位)を授与されエリザベス女王よりデイムの称号を授かる
2011年第53回グラミー賞・最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞受賞
2012年ロイヤル・フィルハーモニック金メダル受賞
2015年モーツァルト生誕259年記念モーツァルト・ゴールデン・メダル(金賞)授賞
2015年高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門受賞(new!)
最新録音
モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンといった独墺レパートリーで世界的な評価を得ている内田光子。最新アルバムは、ドロテア・レシュマンとの歌曲集で、シューマンとベルクの「愛と生涯」を題材にした3曲を収録しています。2015年5月にウィグモアホールで行われたコンサートをライヴ収録したものです。内田光子による歌曲伴奏アルバムは、イアン・ボストリッジと録音したシューベルトの“美しき水車小屋の娘”以来、実に12年ぶり。ドイツ出身の名ソプラノ、ドロテア・レシュマンは各地の歌劇場からオファーの絶えない歌手で、とりわけドイツ・リートでは高い評価を得ています。息の合った内田光子との素晴らしい掛け合いをお楽しみください。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
【収録曲】
ロベルト・シューマン:
・リーダークライス 作品39
・女の愛と生涯 作品42
アルバン・ベルク:
・7つの初期の歌
【演奏】
ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
内田光子(ピアノ)
【録音】
2015年5月2日&5日 ロンドン、ウィグモアホール(ライヴ)
<2015年内田光子来日公演情報>
【演奏予定曲】
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲、シューベルト:即興曲集
【日程】
11月7日 札幌コンサートホールKitara
11月10日&15日 東京、サントリーホール
11月13日 愛知県芸術劇場