長らく入手困難だった、アレハンドロ・フラノフ初期の名作が再発決定
「アルゼンチン音響派」の第一人者であり、「音の妖精」の異名を持つ天才肌のアレハンドロ・フラノフ。そんな彼が2003年に南米レーベルより発表し、現在は廃盤となっている名作サード・アルバム『リオ』が低価格の国内盤で再発!
それは、心の底から湧き出る物を形にしたという、フラノフがセルフ・プロデュースにより、初めて全編で自ら歌詞を書き上げ、歌を唄ったアルバムでもあります。
本再発盤のためにリマスタリング(2015年)を手掛けたのが、同郷アルゼンチンのフラノフにも共振するマルチインストで不思議なサウンドを手掛けるミュージシャンPablo Paz、そしてジャケットのほうも前回の赤くサイケデリックなジャケットから一変、フラノフの要望で、これまた同郷の写真家であり友人のChristian Colacce の写真を使った、スッキリとした美しいジャケットに新装しました。
「ようこそ、歌の旅へ。「Rio」の楽曲たちは太陽と月の女神にインスパイヤされ、また時間や水も導いてくれる糸のようなもの。それらは、目覚めや夢の中へと歌われる楽曲なのです。本作の楽曲は、私のホームスタジオで録音されたもので、別なパートはしばらく滞在したJuana Molina の家で録音されました。全ての作曲と楽器は私が行っているものです。」-2015 年9 月 ALEJANDRO FRANOV
掲載: 2015年11月16日 15:41