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ナスカ・ラインズ、新体制で初となるアルバムをリリース

Nzca/Lines

 

ナスカ・ラインズのニュー・アルバム『インフィニット・サマー』が完成した。これは彼らの新しいレーベル、メンフィス・インダストリーズからの初のリリースとなり、2012年にリリースされ好評を博したデビュー・アルバム『NZCA/LINES』に続く作品となる。

バンドは元々はマイケル・ラベットのソロ・プロジェクトであったが、今作より元アッシュのシャーロット・ハザレイとニュー・ヤング・ポニー・クラブ/ホット・チップのサラ・ジョーンズが加入し、トリオ編成となっている。

新作を完成させるまでの間、マイケル・ラベットはフランスで大人気のシンガー、クリスティン・アンド・ザ・クィーンズのアルバムのレコーディングに参加。また、メトロノミーのツアー・バンドの一員としても活動し、音楽的にも大きな成長を遂げた。

アルバムは官能的なビート、見事なシンセワーク、メロディックなヴォーカルに溢れており、曲ごとに違った旅にあなたを連れ出してくれる。「Infinite Summer」や「Do It Better」といった曲は我々に喜びと恐怖をもたらす太陽に焦点を置いた曲であるが、衛星やファイバーケーブルを介しての長距離でのコネクションを扱う「Two Hearts」といった曲では、マイケルの個人的な生活の微光を感じ取ることができる。『インフィニット・サマー』の壮大なメロディシズムをもってすれば、ナスカ・ラインズが2016年で最も魅力的なアーティストの一つとなることは明白だ。アルバムからの既に公開されている「Persephone Dreams」はNoisey、Stereogum、Brooklyn Vegan、Guardianといったメディアから既に好評を得ている。

 

 

 

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掲載: 2016年01月07日 19:42