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グラスゴーの至宝モグワイ、広島への訪問にインスパイアされた新作

Mogwai

今作は2015年8月にBBCにて放送されたマーク・カズンズ監督によるドキュメンタリー『Atomic: Living In Dread and Promise』のサウンドトラックをリワークした音源をコンパイルしたもの。
『アトミック』は、我々の持つ核に対する恐怖心、抗議行進や冷戦、軍事力による威嚇、そしてチェルノブイリと福島。またその一方で、原子の世界の崇高な美しさ、そしてどのようにレントゲンやMRIスキャンは、人間の生活を改善するのに大きな役割を果たしたか、ということが散りばめられた万華鏡のような作品である。まさに核時代の悪夢を要約しながらも、それは同時に夢のようなクオリティに仕上がっている。
ヴォーカルのスチュアート・ブレイスウェイトは話す。「『アトミック』のサウンドトラックは、我々がバンドとして関わった中で最も強烈で充実したプロジェクトの一つです。広島の平和記念公園を訪れて以来、僕たちにとってこのテーマは非常に重要な存在となり、その結果今回のサウンドトラックとアルバムに非常に誇りに思う作品となりました」。

 

 

【Mogwai(モグワイ)】
 1995年にスチュアート(G)、ドミニク(B)、マーティン(Dr)、バリー(Vo, G, Key)で結成されたポストロック界で最も影響力を持つ重鎮バンド。97年のデビューから現在までに7枚のスタジオ・アルバムを発表。フジロック'06でのトリや、メタモルフォーゼ'10では圧巻のステージを披露し話題に。14年2月のHostess Club Weekenderでヘッドライナーを務め、8月にはソニックマニア、そしてサマーソニックにて再来日を果たした。15年10月には、結成20周年を祝してベスト・アルバム『セントラル・ベルターズ』を発売。翌年4月にサウンドトラック『アトミック』を発売することが発表された。世界各地で映像を使用したライヴの実施も予定されている。

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タグ : UK/US INDIE

掲載: 2016年02月09日 18:28

更新: 2016年04月21日 16:30