新世代ポスト・ハードコア・バンド、マイカ・リロケイト新作
2007年、アメリカ、テキサス州にてギタリストのオースティンを中心に結成。地元のみならずLA周辺を中心にライヴ活動を行いファン・ベースを築き上げ2008年に自主制作で「Self-Portrait As A Frozen Father」、続く2009年にep「...And Of Monsters」をリリース、ローカル・シーンでじわじわと話題を集め、2010年にジョン、マイケルが加入し、現在のツインボーカル体制と大きな転機が訪れる。現体制となってから発表した「Darker」はエレクトロ・サウンドを取り入れ、その圧倒的なモダン・サウンドで一躍、世界中のA&Rや早耳リスナーの間で話題となり、これをきっかけとして現在のArtery Recordingsと契約を結んだ。
2013年、プロデューサーにスリーピング・ウィズ・サイレンスやメンフィス・メイ・ファイヤーなど数々の名作を手掛けてきたキャメロン・ミゼルを迎えたデビュー。アルバムをリリース。ジョンがもつ強烈なスクリームと、相反するマイケルの繊細かつ美しいハイ・トーンボーカルの融合、従来のポスト・ハードコア/メタルコア・バンドとは一線を画すモダンかつノスタルジックなサウンドでうめつくされたこのアルバムは、瞬く間にシーンの話題を集めた。
ライヴに明け暮れつつも2015年ようやく本作を完成。二人のボーカルの個性を活かし、すべてが進化した今のマイカ・リロケイトを詰め込んだ最高のアルバムが完成。透明感とヘヴィネスの融合、研ぎ澄まされたセンスに脱帽する。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) PUNK/EMO
掲載: 2016年04月19日 15:01