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70歳前の山田一雄&東京都響による語り草の名演~“シェエラザード”1980年ステレオ・ライヴ

山田一雄

何れも大反響の山田一雄+都響の新譜が登場。初出レパートリーの「シェエラザード」です。この演奏は実演に触れたマニアには語り草になっている名演です。今聞いてもかなりの衝撃的演奏で、意識的な金管のロシア的咆哮は、ロシア音楽のエキスパートが当時朝比奈だけではなかったことを物語ります。70歳直前の山田一雄は、終始緊張感を伴ったそして熱狂的なオーケストラ・ドライヴで楽員と聴衆を煽ります。当時の名コンマス、小林健次の色気たっぷりのソロもこれは聴きもの!そして指揮台のアクションとは正反対な様式感の見事さ、厳格なリズム感といい、折り目正しいヤマカズ先生の一面も垣間見ることが出来ます。カプリングは巨匠が偏愛したモーツァルトが僅か8歳で書いた作品、交響曲第1番。山田一雄はベートーヴェン風の厳格さで音を紡ぎだします。
(東武レコーディングズ)

(1)リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
(2)モーツァルト:交響曲第1番変ホ長調K.16
演奏タイム:
(1)[11:45][11:26][10:35][12:05]
(2)[4:30][3:56][2:12]

山田一雄(指揮)東京都交響楽団
(1)コンサートマスター:小林健次
録音:(1)1980年5月16日新宿文化センター、都響第131回ファミリー・コンサート
(2)1985年5月1日杉並公会堂、都響第182回ファミリー・コンサート
何れもライヴ録音・ステレオ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年04月21日 17:00