伊出身の女性ピアニスト、モーゼルのDecca第2弾~スクリャービン&シュトックハウゼン
イタリアのピアニスト、ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルのDECCAへのセカンド・アルバム。3才よりフィレンツェでピアノを習い始め、7才でイモラ国際ピアノアカデミーに入学。11才にはパスカル・ロジェと競演し、ニューヨーク・デビュー。ヨーロッパやアメリカでコンサートを開き、天才少女ピアニストとして知られるようになったモーゼル。2006年にイモラ音楽院を卒業後、2007年にモスクワ音楽院に入学。ディプロマを取った後、2010年にロンドンの王立音楽院に入学。2015年に発売されたDECCAデビュー盤「(R)Evolution」では、シュトックハウゼン、ベッファ、ストラヴィンスキーというアグレッシヴなレパートリーでその才能を見せつけましたが、今作は大切なレパートリーであるシュトックハウゼンのクラヴィア曲XII(曲中では口笛も要求される!)と、スクリャービンの前奏曲を併せ、2つの異なる時代の特徴を確実に捉えながら、全ての音を美しく響かせるという魅力的な演奏を聴かせてくれます。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
【収録曲】
スクリャービン:
24の前奏曲 Op.11
3つの小品 Op.2
練習曲 嬰ニ短調 Op.8-12
シュトックハウゼン:クラヴィア曲XII「試験」(歌劇「光の木曜日」より)
【演奏】
ヴァネッサ・ベネリ・モーゼル(ピアノ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年04月27日 15:00