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傑出した歌唱と演技力を誇る21世紀の歌姫アンナ・ネトレプコの3年ぶりセッション録音!『ヴェリズモ』

ネトレプコ

【タワーレコード特典】ネトレプコ自筆サイン色紙
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SHM-CD仕様。ゴージャスでセクシー、世界最高のオペラ歌手、「歌う女優」と賞賛されるネトレプコ3年振りのスタジオアルバムが堂々完成!
2016年3月、11年振りの来日リサイタル公演で会場を熱狂させたネトレプコ。その美しい声は輝かしさに素晴らしいコクと熟成した重みを加え、抜群の表現の安定感でホール全体を魅了しましたが、その模様はNHKでテレビ放送され、その芸術性の高さを再び強く印象付けました。
その公演でも披露された曲も含む最新アルバムは、近年の彼女の声の熟成にぴったりといえるヴェリズモ・オペラの代表作から選曲された名曲ばかり。夫のユシフ・エイヴァゾフとの息の合った共演も聴きどころのひとつと言えます。歌詞対訳付。
(ユニバーサルミュージック)

【収録曲目】
1. チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》(第1幕)~ほら、少し息をついただけですわ…私はつつましいしもべです(アドリアーナ) 
2. ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》(第3幕)~亡くなった母を(マッダレーナ) 
3. プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》(第2幕)~ある晴れた日に(蝶々さん) 
4. プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》(第1幕)~ご主人様、お聞きください!(リュー)
5. レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》(第1幕)~あの視線の中になんという炎が(ネッダ) 
6. カタラーニ:歌劇《ラ・ワリー》(第1幕)~さようなら、故郷の家よ(ワリー) 
7. ボーイト:歌劇《メフィストフェーレ》(第3幕)~いつかの夜、暗い海の底に(マルガリータ) 
8. ポンキエッリ:歌劇《ラ・ジョコンダ》(第4幕)~自殺…この恐ろしい時に(ジョコンダ) 
9. プッチーニ:歌劇《トスカ》(第2幕)~歌に生き、愛に生き(トスカ) 
10.プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》(第2幕)~この宮殿の中で(トゥーランドット)
11.プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》(第2幕)~この柔らかなレースの中の(マノン) 
12.プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》(第4幕全部)~僕にしっかりともたれかかっておくれ~マノン、聞いてくれ、僕の恋人よ~あなたなの、泣いているのは?~ただひとり、絶望し、見捨てられているわ/あなたの愛しい腕の中で(マノン、デグリュー)
【演奏】
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
ユシフ・エイヴァゾフ(テノール:10/12)
アントニオ・パッパーノ(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
【録音】
2015年7月・10月/2016年6月、ローマ

プロフィール:アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko(ソプラノ)
1971年に旧ソ連のクラスノダールに生まる。サンクトペテルブルク音楽院で声楽を学んだ後2002年、ザルツブルク音楽祭の“ドン・ジョヴァンニ”でドンナ・アンナ役を歌い大成功を収めました。その後、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、コヴェントガーデン王立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、メトロポリタン歌劇場など、世界の主要なオペラハウスを制覇する活躍ぶりを見せます。なかでも“フィガロの結婚”でデビューしたマリインスキー歌劇場には数多く出演していて、よきアドバイザーでもあるゲルギエフの指揮のもと名舞台を繰り広げてきました。
2007年の「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人(タイム100)」に、クラシックの音楽家として初めて選ばれてからというもの、その人気と知名度はうなぎ上り。2014年のソチ・オリンピックでは、全世界に中継された開会式で“オリンピック讃歌”を歌い、その存在はクラシック・ファンの範疇を超えて、「21世紀初期に君臨するディーヴァ」(AP通信)とまで讃えられるようになりました。
これまでに歌ってきた主なレパートリーはスザンナ(フィガロ)、ミミ(ボエーム)、ヴィオレッタ(椿姫)、タチヤーナ(オネーギン)、エルヴィーラ(清教徒)、マノン・レスコー、マクベス夫人、ランメルモールのルチア等々、いわゆる過去のディーヴァたちがが当たり役としていたものを総ナメにしていて壮観そのもの。バルセロナで「ヴァルディとヴェリズモ・アリア」のリサイタルを開くなど、ここ数年というもの力点を置いてきたのが、プッチーニやレオンカヴァッロの諸役でした。夫君と共演した今回のアルバムは、その成果を世界中の音楽ファンに届ける最高の贈り物となりました。

プロフィール:ユシフ・エイヴァゾフ Yusif Eyvazov(テノール)
1977年、アゼルバイジャンのバクー出身のエイヴァゾフは当初、父親のように気象学者の道を目指していましたが、周囲の勧めもあってバクーの音楽アカデミーに入学。一時はロック歌手を志したりもします。その後、モスクワのチャイコフスキ―音楽院に学び、1997年には仕上げのためにイタリアへ留学。フランコ・コレッリやゲーナ・ディミトローヴァに師事し、ラダメスを歌ってデビューしました。これまでにマンリーコ(トロヴァトーレ)、カラフ(トゥーランドット)、カヴァラドッシ(トスカ)、リッカルド(仮面舞踏会)、ラダメス(アイーダ)、オテロといったドラマティックな役柄を歌いつつ、日々そのレパートリーを拡げています。2015年にネトレプコと結婚。2016年8月に“マノン・レスコー”でザルツブルク音楽祭にデビューしました。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年10月25日 00:00