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アントニオ・パッパーノ&シュターツカペレ・ドレスデン ラフマニノフ: 交響曲第2番 ブルーレイ 2024年11月中旬発売

パッパーノ

ブルーレイで登場!
パッパーノ&シュターツカペレ・ドレスデンによるラフマニノフ2番
作曲の経緯を追ったドキュメンタリーも必見!


イタリア人の両親のもとロンドンで生まれ育ったアントニオ・パッパーノ。2002年から2024年6月まで英国ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督として伝統ある歌劇場を牽引、またローマの聖チェチーリア国立音楽院管の音楽監督も務めるなど、その高い音楽性と卓越した手腕を発揮しています。そして2024/25シーズンよりロンドン交響楽団の首席指揮者に就任。同月には来日公演を果たし、今後目の離せない指揮者のひとり。
この映像は、パッパーノが初めてシュターツカペレ・ドレスデンとラフマニノフの交響曲第2番を演奏した際の映像です。ドレスデンの弦の美しさを堪能できるラフマニノフの甘美な旋律、さらにパッパーノの指揮はまるで壮大なオペラのフィナーレのようです。
また楽曲ゆかりの地ドレスデンを代表するオケであるシュターツカペレ・ドレスデンによる演奏にも注目です。ラフマニノフの交響曲第2番は、ドレスデンの地で作曲されました。ラフマニノフは、交響曲第1番の初演(1897年)が失敗に終わった後、満を持して発表したピアノ協奏曲第2番が大成功をおさめ(1901年)、自信を取り戻し作曲家として成熟期を迎えようとしていました。しかし、ロシア国内では1905年1月の「血の日曜日事件」が起こり社会は混乱を極めていました。ラフマニノフはこの状況下では音楽活動は難しいと判断し、家族とともにドレスデンに移り住み(1906~09年)、交響曲第2番がここで完成したのでした(1906~07年)。ドレスデンでの生活はラフマニノフの創作意欲をかき立て、この交響曲第2番だけでなく、交響詩『死の鳥』など傑作が生まれました。
演奏とともに収録されているドキュメンタリーでは、1906年から1920年のドレスデンに保管されていた貴重な資料、写真、楽譜などが盛り込まれ、楽曲の背景を克明に記しています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27(I.19:00/II.10:25/III.14:30/IV.14:00)

●ドキュメンタリー『セルゲイ・ラフマニノフ・イン・ドレスデン』

【演奏】
シュターツカペレ・ドレスデン
アントニオ・パッパーノ(指揮)

【収録】
2018年7月ドレスデン、ゼンパー・オーパー(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年10月16日 00:00