注目アイテム詳細

サヴァリッシュ&SKD『シューマン:交響曲全集、他』ミケランジェリ『シューマン:謝肉祭、他』SACDハイブリッド タワレコ限定 2025年10月24日発売

シューマン

タワーレコード・オリジナル企画盤 WARNER x TOWER RECORDS
高音質に特化したSACDシリーズ 名盤に相応しい音で蘇る!
“究極のシューマン・アルバム”、サヴァリッシュ&SKDとミケランジェリ 名盤2タイトルを最新復刻
最新「Definition Series」第71弾
一部世界初SACD化

国内盤SACDハイブリッド


1.サヴァリッシュ&SKD/シューマン:交響曲全集、「マンフレッド」序曲他(1972年録音) (2枚組)
2.ミケランジェリ(P)/シューマン:謝肉祭,子供のためのアルバムより他(1975,72年録音)<没後30年企画>
旧EMI音源 新規で192kHz/24bit化音源使用
SACDハイブリッド盤 各税込 2枚組6,160(1)、3,300(2)
本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでハイレゾ化した
マスター音源を使用し、最新でマスタリング(SACD層、CD層、それぞれ別個にマスタリング)
マスタリング・エンジニア:藤田 厚生氏
デジパック仕様、相場 ひろ氏による新規解説付
オリジナル・ジャケット・デザイン使用(一部)

2025年10月24日(金)リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン 企画・協力:東京電化株式会社

株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」最新作は、前回のクレンペラーに続き、サヴァリッシュによるシューマンの交響曲全集と、2025年に没後30年となるミケランジェリのシューマン・アルバムの2点を復刻します。いずれも名盤中の名盤であり世評が高い演奏です。サヴァリッシュはこのアルバムが指揮者としての評価を高めた録音であり、尚且つ現在においても真っ先に推挙される定盤。ミケランジェリのシューマンは数少ないセッション録音のうちの1枚で、貴重な盤として現在でも聴き継がれている名演です。今回、再評価に繋げるべく、貴重かつ重要な音源として取り上げた次第です。今回も最新復刻を行うに際し、いずれも従来盤を超える音質を目指しました。鮮明に蘇った音色と共に、組み合わせの妙も堪能できます。また、解説も新規で収録していますので、素晴らしい音色で蘇った音質と合わせ、最良のパッケージとしてお楽しみください。
いずれも過去に市販等で再発が行われてきたものですが、この企画の本質的な目的のひとつでもある、録音当時の音色を最新で蘇らせるということ、すなわちその時代、その場所にまるでタイムスリップするかのような感覚をリスニングにより追体験できることを目指し復刻を行っています。今回も最新で音楽的見地を持ってマスタリングを行っていますので、ぜひ各アルバムを比較の上、音質をご確認ください。
本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用した最新のマスタリング含め、パッケージとしての作りに拘りました。現在における最高音質を目指して、今回もクラシックの盤歴を輝かしく飾る、まさに名盤中の名盤を復刻します。
<制作に関しまして>
当企画では、本国より取り寄せた192kHz/24bitのWAVデータを基本に、SACD層用としてDSDに変換後にマスタリングを行い、別途CD層用としてPCMでもマスタリングを施していますので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっています。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングを行いました。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけています。
当シリーズでは未だ高品位でデジタル化されていない音源を新たに取り寄せておりますが、一部では経年変化による不具合等が生じている箇所もございますことを、ご了承ください。時間と技術との狭間で、最大限の尽力で後世に残る音源を今後もリリースしていきたいと考えています。
~「ディフィニション」とは、解像度や鮮明さ、を表す単語。一般的には「ハイディフィニション」の略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることにも用いられますが、音源におきましても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から求められる要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してまいりましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義した新シリーズです。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

サヴァリッシュ

シューマン:交響曲全集、劇音楽「マンフレッド」序曲、「序曲、スケルツォとフィナーレ」(2025年マスタリング)(SACDハイブリッド)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ、シュターツカペレ・ドレスデン

[TDSA-325/6 (2SACDハイブリッド)6,160円(税込)] POS: 4943674430048

国内盤SACDハイブリッド


【収録曲】ロベルト・シューマン:交響曲全集他
<DISC1>Total time 81:54
1. 交響曲 第1番 変ロ長調 作品38 「春」
2. 交響曲 第2番 ハ長調 作品61
3. 音楽「マンフレッド」 作品115 序曲
<DISC2>Total time 78:29
4. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品97 「ライン」
5. 交響曲 第4番 ニ短調 作品120
6. 序曲、スケルツォとフィナーレ ホ長調 作品52
【演奏】
シュターツカペレ・ドレスデン
ヴォルフガング・サヴァリッシュ (指揮)
【録音】
1-12 September 1972, Lukaskirche, Dresden
【Original Recordings】
Producers: David Mottley, Dieter-Gerhard Worm
Balance Engineer: Claus Strüben
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)

サヴァリッシュ屈指の名盤だけでなく、”シューマン:交響曲全集”のバイブルとも言えるSKDとの超絶名盤を、あらためて再構築!旧東独との名録音。今回の発売のために新規で本国アナログ・マスターテープより最新復刻。新規解説付

1972年9月に12日間かけて集中的に収録されたサヴァリッシュとシュターツカペレ・ドレスデン(SKD)との最高の名盤。これらは、録音当時49歳になったばかりのサヴァリッシュが、旧東独のオーケストラの中ではLGOと並んで隆盛を誇っていたSKDから元来シューマンが持っている自然な響きと躍動感のあるドイツ本流の響きを引き出した、まさに歴史に残る名盤です。旧EMIレーベルとドイツ・シャルプラッテンの共同制作として進められたプロジェクトの一環で、エンジニアはかのクラウス・シュトリューベンが務めました。演奏かつ録音も優秀な盤としてこれまで何度も再発されてきた録音です。今回、あらためて音質の洗い出しを行い、パッケージとしての最終形を目指しました。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
既に50年以降経過した録音でありながら未だにシューマンの代表的録音として第一に推される名盤中の名盤!収録当時、独墺系の指揮者の中で交響曲全曲録音を行ったのは限られており、また演奏する際に慣例であるオーケストレーションの一部箇所の補完が常であったなか、サヴァリッシュはシューマン本来の響きを取り戻そうとした先駆けであったことも、評価を高めた要因のひとつと言えるでしょう。その後オリジナル楽器による原典主義的な演奏やそれを取り入れたモダン楽器による演奏も盛んに行われるようになります。このサヴァリッシュ盤がその起点となり後のシューマン再評価に繋げた功績は非常に大きく、そのため現在でも基準のひとつとなっていることに異論はありません。もちろん、シューマンの素晴らしさを再認識させるだけの高い演奏技術や録音含めた総合的な完成度の高さを持ってこそ成り立ったと言えます。その意味ではこの時期に旧東独で力量あるSKDを起用した意味は大きく、録音の素晴らしさも特筆すべきでしょう。ドレスデンという地、の意味も重要な要素を持ちます(シューマンは1844-50年にかけて滞在。交響曲第2番やピアノ協奏曲、ゲノフェーファやマンフレッド他含め多数作曲)。指揮者としてのサヴァリッシュはこの録音を持って、同じく全集を録音していたコンヴィチュニーやセル、クレンペラー、クーベリック等の各録音と肩を並べたと言っても過言ではありません。各演奏は力感があり停滞しない、程良い流れの中で仄かに感じさせるシューマン独自のロマン漂うメロディが絶品で、必ずしも輝かしい響きが必要とは思えないほど説得力のあるものです。さらにSKDの極めて純朴な音色が重なり、他に類を見ない素晴らしい演奏となりました。その極上の演奏を、名手C.シュトリューベンが捉えた録音含め三位一体となった、まさに名盤中の名盤です。今回の復刻では過去にリリースされた音源も参考の上、現状での最上の音質を目指しました。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には新規文章を掲載しました。また、ジャケットに関しては今回全集のものを表に採用しています(他のジャケット・デザインは一部解説書にカラーで掲載)。今回のDefinition Series第71弾は、計2タイトルを発売いたします。

※ SACDハイブリッド盤
※ デジパック仕様
※ 2025年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書内に他のジャケット・デザインを一部採用)
※ 解説:相場 ひろ氏(新規解説) 、解説書合計16ページ

【参考】名指揮者たちによるシューマン:交響曲全集

SACDハイブリッド


ミケランジェリ

シューマン:謝肉祭、子供のためのアルバムより38,37,39番、ウィーンの謝肉祭の道化より第1-3曲 (2025年マスタリング)(SACDハイブリッド)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ

[TDSA-327 (1SACDハイブリッド)3,300円(税込)] POS: 4943674433766

国内盤SACDハイブリッド


【収録曲】Total time 64:14
1. ロベルト・シューマン:謝肉祭 作品9
2. ロベルト・シューマン:子供のためのアルバム 作品68 より
第38曲:冬の季節Ⅰ、第37曲:水夫の歌、第39曲:冬の季節Ⅱ
3. ロベルト・シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 作品26 より
Ⅰ. アレグロ、Ⅱ. ロマンス、Ⅲ. スケルツィーノ
【演奏】
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
【録音】
15-21 January 1975, Johanneskirche, Thun, Switzerland(1,2)、 27 September 1972, Salle Wagram, Paris(3)
【Original Recordings】
Producers: David Mottley(1,2), Eric Macleod(3)
Balance Engineers: Neville Boyling(1,2), Paul Vavasseur(3)
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)

<ミケランジェリ没後30年企画>

1975年録音のオリジナルのシューマン2作品に加え、2015年に輸入盤BOXで初出の曲をカップリング!今回の発売のために新規で本国アナログ・マスターテープより最新復刻。新規解説付

旧EMIレーベルへ1975年に収録した珠玉のシューマン2作品のオリジナル・アルバム曲に加え、今回、2015年に輸入盤のBOXで初めて世に出た未発表の「ウィーンの謝肉祭の道化」作品26から3つの楽章を新規で収録しました。新規の曲は1972年9月27日にパリのサル・ワグラムで録音された音源で、なぜかこれまで発売されたことはありませんでした。正規の録音が少ないミケランジェリだけに、極めつくしたその演奏はいずれも注目です。定盤として名高い2作品にプラスした、あらたなアルバムを高音質でお楽しみください!尚、アルバム全体が初SACD化となります。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。尚、今回の曲目の収録順は末尾に「ウィーンの謝肉祭の道化」が付記されたことに付随し、原盤保有会社の意向により初出時の順番ではなく、「謝肉祭」→「子供のためのアルバム」3曲の順となっておりますことをご了承ください。
当盤は元々1975年にミケランジェリが正規のセッション録音で残した唯一のシューマンのソロ作品に加え、2015年の没後20年の際に輸入盤BOXで初めて世に出た1972年パリでの「ウィーンの謝肉祭の道化」より3曲を収録し、あらためてミケランジェリのオール・シューマン・アルバムとして発売いたします。上記の輸入盤BOXに未発表曲が含まれていたことは発売当時、話題になったとは言え大々的には認知されていなかったかも知れません。その後、日本盤での発売はありませんでしたので、国内盤としては今回が初登場になると思われます。ミケランジェリはシューマンの作品をピアノ協奏曲含め多く演奏しており、そのうちいくつかはライヴ音源としてこれまでリリースされています。1957年3月のロンドンにおける放送録音はBBCによって収録され、DG盤で発売されているのは良く知られているところです。曲目は「謝肉祭」と「ウィーンの謝肉祭の道化(ただし全5曲)」が収録されており、今回の1972年収録分は3曲だけということを推察すると、残り2曲も収録する予定であったのか、そもそも収録の途中だったのかは不明ですが、ミケランジェリのレパートリー曲であったことは確かですので、例え全曲でなくてもその価値は図り知れません。シューマンにおけるミケランジェリのアプローチは一貫しており、ロマン性を湛えながらもメロディー・ラインとそれを巧みに支える構築が見事で、よく練られた、まさに完璧なまでの演奏を行っているのが凄いところです。旧EMIレーベルにステレオ録音以降に残したセッション録音はこのアルバムを入れて僅か3枚だっただけに、全てが貴重な音源となりました(協奏曲の4曲は当企画のTDSA215として2022年に発売)。尚、ミケランジェリは1975年1月15-21日に2曲を収録した後、同じヨハネス教会でシュトウツ指揮のチューリッヒ室内管弦楽団とハイドンのピアノ協奏曲第4&11番の録音を、翌22日から24日にかけて行っています。これがEMIとの最後のセッション録音となりました。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には新規文章を掲載しました。今回のDefinition Series第71弾は、計2タイトルを発売いたします。

※ 世界初SACD化
※ SACDハイブリッド盤
※ デジパック仕様
※ 2025年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 解説:相場 ひろ氏(新規解説) 、解説書合計12ページ