結成10年を迎えたパシフィック・カルテット・ウィーンが古今東西の4人の作曲家でフレキシビリティを披露!
第8回マルコ・フィオリンド国際音楽コンクール室内楽部門優勝、第6回ハイドン国際室内楽コンクール総合優勝、及びハイドン特別演奏賞と、聴衆賞を受賞。
数々の国際音楽祭に出演し日本でのツアーも大盛況の活躍めざましいカルテットのデビューアルバム。古典派から現代までその幅広いレパートリーをじっくりと聴かせてくれます。ジョヴァンニ・セガンティーニの絵画『アルプス三部作』に発想を得たデールングスの「生-自然‐死」は同カルテットへの献呈曲、本邦初録音です。
(マーキュリー)
【収録曲目】
黛敏郎:弦楽四重奏のためのプレリュード(1961)
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.20の4, Hob.Ⅲ-34(1771)
ヴェーベルン:弦楽四重奏のための6つのバガテル Op.9(1991/1993)
ヴェーベルン:弦楽四重奏曲(1905)
マルティン・デールングス(1943-):弦楽四重奏のための三部作「生-自然-死」Op.152 (2015)
【演奏】
パシフィック・カルテット・ウィーン
高瀬悠太 (第1ヴァイオリン)
エスター・マヨール(第2ヴァイオリン)
チンティン・ファン(ヴィオラ)
サラ・ヴァイレンマン(チェロ)
【録音】
プロフィール:Pacific Quartet Vienna
2006年ウィーン国立音楽大学教授ヨハネス・マイスルのもと同大学メンバーにより創立、2012年現在のカルテットへと編成を新たにする。2008年第8回マルコ・フィオリンド国際音楽コンクール室内楽部門で優勝(イタリア)、2015年ウィーンで開かれた第6回ハイドン国際室内楽コンクールで総合優勝、併せハイドン特別演奏賞と聴衆賞を受賞。ルツェルン音楽祭(スイス)、カザルス音楽祭(フランス)、ラヴェンナ音楽祭(イタリア)、カルクアルペン音楽祭(オーストリア)、ニクシッチ音楽祭(モンテネグロ)、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(日本)など数々の国際音楽祭に出演。楽友協会、 王宮、コンツェルトハウスなどウィーンを中心に世界各地へと活動の場を拡げている。
日本公演は2007年から2009年の北海道ツアー、2010年の東京・神奈川・滋賀ツアーに続く “音楽の都ウィーンからの華麗なる調べ”ツアーが2016年、香川で第5回を迎える。
ウィーン古典派から現代の代表作までの幅広く豊富なレパートリーに加え、近年は東西の文化対比を主題とするプロジェクトを展開、現代の巨匠作曲家グバイドゥーリナ(ロシア)やハース(オーストリア)と共演。またキヴァニス財団(スイス)の助成を得、児童・青少年を対象としたプログラムで日欧の交流活動を行う。2014年よりスイス・ライナウに於いてマスタークラスを開講、 後進の育成に携わる。
Copyright 2016 Pacific Quartet Vienna
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年10月31日 00:00