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マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)、約9年振りの新作スタジオ・アルバム『ワイド・オープン』(Wide Open)をリリース

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ドゥービー・ブラザーズに数々の栄冠をもたらし、深みのあるソウルフルなハスキー・ヴォイスで多くの音楽ファンを魅了してきたシンガー・ソング・ライター、マイケル・マクドナルドが、2008年『Soul Speak』以来約9年振りとなる新作ソロ・スタジオ・アルバム『Wide Open』をリリース!

収録されている12曲の内、マイケル本人が11曲のソング・ライティングに参加、全編メロウでソウルフルなAORサウンドが溢れた作品になっている。楽曲の多くは、マイケルが『MOTOWN』など他のプロジェクトに取り組んでいる合間に作り溜めていたデモが基になっているそう。ほとんど倉庫状態になっていたマイケルのハウス・スタジオに、古い友人であるドラマー、シャノン・フォレストが置き場所に困っていたコンソールを持ち込み、そこで二人はデモをレコーディングしていった。そうやって出来上がったデモを、シャノンはマイケルに無断で引っ張り出し、ギタリストやベーシストを呼び込み、そこにどんどん音を加えていった。そしてある日、彼はマイケルを呼び出すと、「ちょっと聴いてもらいたものがあるんだ……気を悪くしないで欲しいんだけど」と、その手を加えたデモを聴かせたという。そのことについて、マイケル本人はこう語っている。「気を悪くすることは勿論なかった。でもね、すごくびっくりしたよ。そこから二人で他のミュージシャンたちに声を掛けたんだ。最終的にアルバムに収録された楽曲は、基本的にデモのヴォーカルはそのままで、それを中心にサウンドが組み立てたものになった。(このアルバムを作って)よかった、と思っている。もし自分のスタジオが休眠状態じゃなくて、シャノンがコンソールを持ち込まなかったら、この作品が実現することもなかっただろうね」

アルバムの為に、マイケルとシャノンの二人が声を掛けたミュージシャンの顔ぶれも流石に豪華!8分近くにも及ぶ長編ナンバー、アルバム2曲目の「Just Strong Enough」には、ロベン・フォードとウォーレン・ヘインズの二人がギター・ソロを披露しているほか、3曲目の「Find It In Your Heart」ではマイケル・ランドウがギターで、7曲目の「Blessing In Disguise」ではブランフォード・マルサリスがサックスで参加している。この他、マーカス・ミラーやトム・スコット、ウィリー・ウィークス、デヴィッド・ペイチなどの錚々たる面々がミュージシャン・クレジットに名を連ねている。

 

 

タグ : SSW シンガーソングライター AOR

掲載: 2017年08月23日 10:23

更新: 2018年05月21日 17:30