塩川悠子&アンドラーシュ・シフ、久々の共演録音!バッハ、ブゾーニ、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集
選曲に深い意味が込められたヴァイオリン・ソナタ・アルバム。
塩川悠子とアンドラーシュ・シフは洞察力のある、そして楽しいヴァイオリンとピアノのためのソナタのプログラムをこのアルバムで実現しています。
J.S.バッハのソナタ第3番ホ長調で始まり、最後がベートーヴェンのソナタ第10番ト長調、その真ん中にブゾーニのソナタ第2番ホ短調が挟まれています。
ブゾーニほどバッハの音楽に深く関わった20世紀の作曲家はいません。1901年に出版されたブゾーニのソナタ第2番はバッハ、ベートーヴェン双方からの恩恵を受けています。その形式はベートーヴェンの後期ソナタに関連し、最終楽章はバッハのコラール『Wie wohl ist mir(幸なるかな)』を変奏主題として採用しています。
塩川とシフがECMに行った初期の、非常に賞賛されたデュオ録音(シューベルトの『幻想曲』)と同様、二人は完璧なテクニックと深い理解を持って演奏しています。
バッハ ― ブゾーニ ― ベートーヴェンのプログラムは2015年12月、ルガーノのAuditorio Stelio Molo RSIで、マンフレート・アイヒャーのプロデュースで録音されました。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
1) J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 BWV1016
2) ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.36a
3) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
【演奏】
塩川悠子(ヴァイオリン)
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
【録音】
2015年12月27‐30日、ルガーノ、Auditorio Stelio Molo RSI
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年09月28日 00:00