ステファノ・グッツェッテイ(Stefano Guzzetti)世界的漫画家イゴルトのコラボレーション
ルドヴィコ・エイナウディ、ヘニング・シュミート、ダスティン・オハロランなどをおもわせるぬくもりのある作品をつくりつづけてきた、イタリア・サルデーニャ島の作曲家/ピアニスト、ステファノ・グッツェッテイの最新作。1990年代に「モーニング」誌(講談社)で連載を持ち(『ユーリ』)、坂本龍一とのコラボレーションも行なったことのあるイタリアを代表する漫画家イゴルト(Igort)が2015年に発表したグラフィック・ノベル『Japanese Notebooks』にインスパイアされてつくられた同名作品です。
親日家でもあるグッツェッティは、実際にイゴルトに会い、彼の作品に強く惹かれ、この作品を書きはじめました。多作家でしられる彼ですが、この作品が完成するまでのあいだに2度の来日ツアーも経験し、じっくりと時間をかけて作りこまれています。三島由紀夫、谷崎潤一郎、松尾芭蕉、浅草の凌雲閣、つげ義春…など、古きよき日本文化を彼なりに解釈し生まれた、翡翠のように美しい魅惑の音楽。ステファノ自身の演奏によるピアノと、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのストリング・トリオを中心に、フィールドレコーディングやエレクトロニカの要素を加えたおだやかでエレガントなポスト・クラシカル作品です。
イゴルトの『Japanese Notebooks』や他の本からのドローイングをフィーチャーしたブックレットと4枚のポストカード、ボーナスコンテンツのダウンロードコードを封入した丁寧なハンドメイド・パッケージ。全世界300枚限定です。
タグ : ポスト・クラシカル
掲載: 2017年11月21日 17:28