〈Cherry Red〉復刻シリーズ第2弾にエヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl)、マリン・ガールズ(The Marine Girls)の名作が登場
80年代のネオアコ・ブームを牽引し、日本では渋谷系アーティストにも多大な影響を与えてきた英国のレーベル=Cherry Red Recordsが保有する名作をシリーズで復刻!第二弾はEverything But The Girl、The Marine Girls の3作品を12月20日にリリース
紙ジャケ仕様、2017 年デジタル・リマスター、SHM-CD 盤、歌詞・対訳付
【Cherry Red Records】
1971年からイベント・プロモーションを行なっていたイアン・マクネイが、78年にロンドンでインディペンデント・レーベルとしてスタートさせた。名前の由来はブルース・バンドのグラウンドホッグスの曲目から。第1弾としてタイツのシングルをリリースしたあとは、デッド・ケネディーズやエブリシング・バット・ザ・ガール、モノクローム・セット、フェルトら新進気鋭のアーティストを多数輩出し、ニューウェイブ/ネオ・アコースティック・ムーブメントを牽引するなど革新的なレーベルとして多くの支持を集めた。サッカーとの関わりも深く、近年では新譜にだけに止まらず、リイシュー作品も積極的に手がけるなど幅広い活動を行なっている。
〈Cherry Red Records〉名作復刻シリーズ第1弾、エヴリシング・バット・ザ・ガール『EDEN』含む3タイトルがリイシュー>>>
ネオ・アコースティック・ムーブメントの旗手となった彼らが1985年にリリースした2作目。ツアー・メンバーを中心にレコーディングが行なわれ、ポップで力強いサウンドが強調されるなどグループとしてさらに成長した姿を披露した意欲作。全英10位を記録。ボーナス・トラックとしてアルバム未収録のシングル曲でプリテンダーズのカバーとなる「愛しのキッズ」と「ヘブン・ヘルプ・ミー」の2曲を追加収録。
A&Mポップスの礎を築いたほかマイルス・デイビスやジョージ・ベンソンらを手がけてジャズ/フュージョン・シーンを切り拓いてきた名匠トミー・リピューマをプロデューサーに迎えて1990年に発表された5作目。オマー・ハキム、マイケル・ブレッカー、スタン・ゲッツら豪華ミュージシャンが参加。EBTGが敬愛してやまないアメリカのポピュラー・ミュージックと真摯に向きあったことから生まれた奇蹟の名盤にして代表作のひとつ。
トレイシー・ソーンがエブリシング・バット・ザ・ガールの活動以前に結成していたガールズ・バンドによる1983年リリースの3作目。プロデュースを手がけたのはヤング・マーブル・ジャイアンツ、ザ・ジストのスチュアート・モックスハム。夢心地にさせるオリジナル曲のほかにペギー・リーのカバーとなる「フィーバー」も収録。DI Y精神とともにキュートでポップな魅力溢れる本作はUKインディーズ・チャートで4位を記録した。