ジンジャー・ワイルドハート(Ginger Wildheart)、約2年振りとなるソロ・アルバム『ゴースト・イン・ザ・タングルウッド』
今作はSteve Earle, Maria McKee, Tom Waits and Richard Thompsonに代表されるカントリーやフォーク、ルーツ・ロックにジンジャーならではのソング・ライティング・センスを融合させたソロならではアルバムになっている。
「カントリー・ミュージックに傾倒しながら、俺のアクセントはウィリー・ネルソンではなくボビー・トンプソンから影響されていることを隠せず、一方で歌詞の隅々では心から紡がれた言葉でこれまでのどんな話よりも真実を表してる。それは俺が小便たれの小僧の頃から自分の血の中に含まれていたもので、ようやくみんなの元に届ける事ができて光栄だ。楽曲が主に扱っているのは伝統的にタブーとされている精神的な病気、特に鬱についてで、俺は人生の中で常にそれに苦しまされたきた。治療から解放された近年、音楽の創作はセラピーと安らぎとなっている。俺は音の中に救いを感じていて、みんなに同じような体験を提供できたら嬉しい。通して語られる言葉は自然体で告白の色合いが濃いものの、この率直なアプローチは伝統的なロック・アルバムよりも歌詞に対してより強い印象を与えていると思うよ」
とジンジャーが語るように、この作品では彼のパーソナルな部分を包み隠さず表現し、ザ・ワイルドハーツや別プロジェクトで見せる「激しさ・荒々しさ」とは表裏一体のジンジャーのもう一つの顔「穏やか・優しさ」が表現されたソロならではのハート・ウォーミング作品となっている。
日本盤はボーナス・トラック3曲を含んだ全13曲。
◆日本盤のみ歌詞、対訳、解説、ボーナストラック3曲収録。
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【収録曲】
01.The Daylight Hotel
02.Paying It Forward
03.Golden Tears
04.Phantom Memories
05.Minus You
06.Remains
07.The Words Are Gonna Have To Wait
08.My Old Friend The Blues
09.The Reaper
10.Don't Say Goodbye
[日本盤ボーナストラック]
11 In Reverse
12 I Don't Wanna Work
On This Song No More
13 I Could Have Cared For You