初出音源!朝比奈隆&新日本フィルとのベートーヴェン“交響曲第2番&第4番”(UHQCD)
朝比奈隆(1908-2001)の生誕110年を祝し、その偉業を称える---新日本フィルとの《ベートーヴェン 交響曲全集》第2弾。
巨匠自ら「相性が良い」と語っていた第2番。そして「普通に考えられているよりもずっとエレルギーがある」と称した第4番という初期~中期の導入部を持つ2作品を収録。
フルートが1本という、9曲の交響曲のなかで最も編成の小さい第4番ですが、朝比奈の演奏スタイルは不変です。巨大な伽藍の出現を想起させる変ロ短調で奏される35小節の導入部---<英雄>、<運命>の間に位置する同曲を、「北欧神話の巨人の間に挟まれたギリシャの乙女」と例えたのはシューマンでした。朝比奈の演奏は、この評を覆す大交響曲の出現を告げています。
UHQCD で十全に響き渡る明晰な録音---新たな至宝の登場です。
(フォンテック)
【曲目】
ベートーヴェン:
交響曲第2番 ニ長調 作品36
交響曲第4番 変ロ長調 作品60
【演奏】
朝比奈隆(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1997年11月12日、1998年3月16日 サントリーホール [ライヴ録音]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年02月21日 00:00