〈Cherry Red〉名作復刻シリーズ第4弾にエブリシング・バット・ザ・ガールの3作目&4作目が登場
80 年代のネオアコ・ブームを牽引し、日本では渋谷系アーティストにも多大な影響を与えてきた英国のレーベルCherry Red Records(チェリーレッド・レコーズ)が保有する名盤をシリーズで復刻!<2018 年デジタル・リマスター、SHM‐CD 盤、解説付>
Everything But The Girl / 『Baby, The Stars Shine Bright』
[1986年作品] ベン・ワットによるアートワーク監修、2018年デジタル・リマスター
EBTGとマイク・ヘッジスが共同でプロデュースを務め、1986年に発表された通算3作目。バンド・メンバー以外にフル・オーケストラと8人のヴォーカル・クワイアを起用し、名門アビイ・ロード・スタジオでレコーディングされた本作は、それまでのポスト・パンク/ネオ・アコースティックなイメージを覆し、古き良きハリウッド時代を夢見るかのような魅惑のオーケストラル・ポップ・アルバムとなった。全英チャート22位を記録。
01.Come on Home
02.Don't Leave Me Behind
03.A Country Mile
04.Cross My Heart
05.Don't Let the Teardrops Rust Your Shining Heart
06.Careless
07.Sugar Finney
08.Come Hell or High Water
09.Fighting Talk
10.Little Hitler
Everything But The Girl / 『Idlewild』
[1988年作品] ベン・ワットによるアートワーク監修、2018年デジタル・リマスター
ベン・ワットが所有していたドラム・マシーンを駆使し、大胆なまでに打ち込みを導入しながらもシンプルなサウンドへと立ち返った内容で1988年にリリースされた通算4作目。そのポップなメロディと洗練されたアレンジはEBTG版AORといった趣きも感じさせ、全英チャート13位とヒットした。かのロッド・スチュワートの名唱でも知られ、全英3位と彼らにとって初のトップ10入りを果たした“もう話したくない”を追加収録。
01.I Don’t Want To Talk About It
02.Love Is Here Where I Live
03.These Early Days
04.I Always Was Your Girl
05.Oxford Street
06.The Night I Heard Caruso Sing
07.Goodbye Sunday
08.Shadow on a Harvest Moon
09.Blue Moon Rose
10.Tears All over Town
11.Lonesome for a Place I Know
12.Apron Strings
<Cherry Red Records> 1971年からイベント・プロモーションを行なっていたイアン・マクネイが、78年にロンドンでインディペンデント・レーベルとしてスタートさせた。名前の由来はブルース・バンドのグラウンドホッグスの曲目から。第1弾としてタイツのシングルをリリースしたあとは、デッド・ケネディーズやエブリシング・バット・ザ・ガール、モノクローム・セット、フェルトら新進気鋭のアーティストを多数輩出し、ニューウェイブ/ネオ・アコースティック・ムーブメントを牽引するなど革新的なレーベルとして多くの支持を集めた。サッカーとの関わりも深く、近年では新譜にだけに止まらず、リイシュー作品も積極的に手がけるなど幅広い活動を行なっている。
<エブリシング・バット・ザ・ガール> 学生ながらそれぞれ独自の活動を行なっていたベン・ワットとトレイシー・ソーンによって1982年に結成されたポップ・ユニット。その名前は、ふたりが通っていたハル大学の近くにあったターナーズ・ファニチャーという家具屋の宣伝文句の“女の子以外は何でも売っています”からとられている。全英14位を記録した84年のデビュー作『エデン』はネオアコ・ブームの先駆けとして人気を博し、その後は映画音楽、AOR、エレクトロニック。ミュージックなどさまざまな音楽性を取り入れながら活動を続けた。94年には「ミッシング」が全英3位/全英2位と世界的に大ヒット。99年の活動休止まで11枚のオリジナル・アルバムを発表している。
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タグ : リイシュー リマスター ロック復刻&発掘 UK/US INDIE Cherry Red Records
掲載: 2018年02月26日 11:58
更新: 2018年02月27日 10:30