takt JAZZ series 50th anniversary 渡辺貞夫(SADAO WATANABE)9タイトル 紙ジャケット仕様 最新マスタリング音源
1960年代、ドメスティックなジャズレーベルとして、誕生したTAKT。日本のジャズが熱かった時代を支えた名レーベルである。
コロムビアとのコラボレーションから50周年を迎える。
日野皓正氏らと共に、レーベルを支えたアーティストの一人、渡辺貞夫氏の作品を復刻。
日本にボサノヴァを紹介し、広めようと尽力したのはまさに渡辺貞夫氏であったのだ。
全9タイトル 2018年4月18日発売
各¥2,500+税 紙ジャケット仕様 最新マスタリング音源
ジャズ&ボッサ
バークレイ音楽院への留学を終えた渡辺貞夫が挑んだTAKTレコード、記念すべき第一作品。日本のジャズLPとして初めてベストセラーとなり、渡辺貞夫の人気を決定づけた。
〈パーソネル〉
渡辺貞夫(as,fl),菊地雅章(p,rib),中牟礼貞則(g),萩原栄次郎(b),富樫雅彦(ds),宮田英夫(cabasa)
1967年4月発売
マイ・ロマンス~サダオ・プレイズ・バラッド~
日本のジャズの出発点と言えるアルバム。スタンダードソングを集めたバラード集。渡辺貞夫が自由な音楽の幅をさらに広げ始めた。70年代のフュージョンブームの始まりを予見させるアルバム。
〈パーソネル〉渡辺貞夫クァルテット
渡辺貞夫(as,fl),菊地雅章(p),富樫雅彦(ds),原田政長(b)
1967年4月発売
イベリアン・ワルツ
アジアン・ミュージックからの影響を随所に見せながら、緊張感あふれるソロを繰り広げる。バークレイ音楽院の先輩であり互いにリスペクトしあうチャーリー・マリアーノと渡り合ったリアル・ジャズ・アルバム。
〈パーソネル〉
渡辺貞夫(as,indean-fl),チャーリー・マリアーノ(as,nagasvaram),菊地雅章(p),富樫雅彦(ds),原田政長(b)
1967年6月発売
ボサ・ノヴァ・コンサート
全曲ボサ・ノヴァ・ナンバーで構成されたコンサートの実況録音盤。日本に「ボサ・ノヴァ」を広めたのはまさに渡辺貞夫の功績によることを確信させる。
〈パーソネル〉
渡辺貞夫(as,fl),菊地雅章(p,rib),富樫雅彦(ds),原田政長(b),中牟礼貞則(g),宮田英夫(cabasa),高珠恵ストリングス(str)
1967年7月4日 東京新宿厚生年金ホール
1967年7月発売
ウィ・ガット・ア・ニュー・バッグ
インド伝統音楽を題材としたチャーリー・マリアーノとのコラボレート作第3弾。渡辺貞夫がワールドミュージックに開眼するきっかけともなった問題作。
〈パーソネル〉
渡辺貞夫(as,indean-fl),チャーリー・マリアーノ(as,nagasvaram),菊地雅章(p),原田政長(b),渡辺文男(ds),増尾好秋(g),紙上理(b)
1968年1月発売
ブラジルの渡辺貞夫
サンパウロきってのアルト奏者ジョセフ・フェレイラ率いるブラジリアン・エイトとの自身初のブラジル録音盤。本場のリズム隊と繰り広げるボサ・ノヴァ・サウンド。
1968年7月15日 ブラジル サンパウロ録音
1968年11月発売
サダオ・プレイズ・バカラック・アンド・ビートルズ
渡辺貞夫、バート・バカラックとビートルズの楽曲のカバー集。
〈パーソネル〉
渡辺貞夫(as),日野皓正(tp),伏見哲夫(tp),鈴木弘(tb),今井尚(tb),市浦靖(btb),増尾好秋(g),鈴木良夫(org,hpsi),渡辺文男(ds),池田良夫(b.eb),今村裕司(perc) 他
1968年11月8日 東京サンケイホール 他
1969年3月発売
ミュージック・ブレイク
ボサ・ノヴァ・コンサートの未収録曲集。
〈パーソネル〉
渡辺貞夫(as,fl),菊地雅章(p,rib),富樫雅彦(ds),原田政長(b),中牟礼貞則(g),宮田英夫(cabasa),高珠恵ストリングス(str)
1967年7月4日 東京新宿厚生年金ホール
1969年6月発売
チャーリー・パーカーに捧ぐ
チャーリー・パーカーを敬愛する渡辺貞夫が、彼の13回忌を偲ぶコンサートの追悼記念実況盤。ゲストとして日野皓正氏も1曲参加している。1969年3月15日 銀座ヤマハホールでの実況録音盤。
〈パーソネル〉
渡辺貞夫(as),八城一夫(p),原田政長(b),渡辺文男(ds),ゲスト:日野皓正(tp)
1969年9月発売