オークレール門下の才媛!イリーナ・ムレサヌの無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
ルーマニア出身のヴァイオリニスト、イリーナ・ムレサヌ。ボストン・グローブ誌で「あまりにも魅力的な」と絶賛され、そのエレガントな演奏は、すでに批評家と聴衆の心を掴んでいます。この「世界各国の無伴奏ヴァイオリンのための作品」を集めた1枚は、彼女がマーク・オコーナーの「クリケット・ダンス」に取り組んだ時に、制作を思いついたというもの。この作品が、これまでの古典的な曲とは全く違うスタイルで書かれていると感じた彼女が、「世界にはもっと違う音楽があるのではないか」と探求を重ね、様々な様式の曲を選び抜き、出来上がった力作です。耳慣れた旋律から実験的な曲まで、興味深い作品が並んでいます。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
[東西ヨーロッパの音楽]
1-4.エネスコ(1881-1955):ルーマニア民謡の様式によるアリア
5.デイヴ・フリン(1977-):Tar Eis an Caoineadh…世界初録音
6.パガニーニ(1782-1840):カプリース 第24番
7.クライスラー(1875-1962):レチタティーヴォとスケルツォ Op.6
8.J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004-シャコンヌ
[中東とアジア、南北アメリカの音楽]
9.レザ・ヴァリ(1952-):カリグラフィ 第5番
10-12.シリシュ・コルデ(1945-):Vak(ヴァイオリンと電子ドローンのための)…世界初録音
13.ブライト・シェン(1955-):The Stream Flows:II 小川の流れ
14.ピアソラ(1921-1992):タンゴ・エチュード 第3番
15.ジェロッド・テイト(1968-):Oshta (Four)…世界初録音
16.マーク・オコーナー(1961-):クリケット・ダンス
【演奏】
イリーナ・ムレサヌ(ヴァイオリン)
【録音】
2017年2月8.9日、4月12日、5月19.24日、9月7日
Sono Luminus Studios, Boyce, Virginia
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年04月19日 00:00