一日限りのスペシャルバンド=渡辺宙明スペシャルブラスによる渡辺宙明の戦隊名曲ライヴ!
昭和の子供たちを育てた数々の名曲が甦る!
宙明サウンドの切れ味と迫力、そして躍動感を体感しよう!
ベテラン、気鋭のミュージシャン、ジャズ・オーケストラメンバーなどを加えた1日限りのスペシャルバンドが演奏!
最高のメンバーで、宙明サウンドが鳴り響く!
選曲構成には作曲家でもある貴日ワタリ(さすがわたり)を迎え、コンサートの内容は往年のファンのことを考えた選曲として話題になったライヴのCD化。
(スリーシェルズ)
『渡辺宙明スペシャルブラス』
【曲目】
1.『人造人間キカイダー』(1972) より
「秘密戦隊ゴレンジャー」組曲(1975)
2.Part 1「進め!ゴレンジャー」
3.Part 2「M-5-2」(走り、乱闘)「M-21」(事件発生)「M-27A」(ミリタリー・潜入)
4.Part 3「M-3」(乱闘)「とべ!バリブルーン」「M-34」(アイキャッチ)
5.Part 4「M-31A」(静かな緊張)「IIM-9-2」(危機)「IIIM-12」(悪迫る)
6.Part 5「IIIM-8-2」(走り)「バリドリーンのうた」
7.Part 6「IIM-2」(乱闘・危機)「M-13」(哀愁)
8.Part 7「秘密戦隊ゴレンジャー」
マジンガーZ組曲「魔神抄」(1972)
9.Part 1「A-1」(マジンガーZ)
10.Part 2「G-2」(絶体絶命)「I-1B」(サブタイトル)「D-4'」(緊張)「E-1」(悲愴)
11.Part 3「J-2」(出現)「IIM-1」(緊迫)「IIM-12'」(群衆の走り)。「J-4」(ショック)「C-5」(悪の進軍)
12.Part 4「B-1」(Zのテーマ)
13.Part 5「J-3」(ショック)「C-1B」(出撃)「D-4」(闘争)
14.Part 6「H-11」(子ども達遊ぶ)「IIIM-1」(戦いコミック)
15.Part 7「IIM-20」(出現)「IIM-8」(空飛ぶマジンガーZ)「H-7」(バイク走り)
16.Part 8「B-5」(ぼくらのマジンガーZ)
映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』(1974)より
17.Part 1「IVM-13」(メインタイトル)「IVM-1」(明るい遊び)「IVM-9」(機械獣の行進)「IVM-3」(ピンチ)
18.Part 2「IIM-21」(わが友マジンガーZ)
19.Part 3「IVM-5」(マジンガーの危機)「IVM-14」(出現)
20.Part 4「IVM-2」(機械獣出現)「IVM-6」(激しい戦闘)
21.Part 5「IVM-4」(勝利的戦い)「IVM-11」(空飛ぶマジンガーZ)
戦隊アラカルト
22.「スペードエース若き獅子」(1977)
23.「青春のテーマ」(1980)
24.「ファイト!サンバルカンロボ」(1981)
25.「フラッシュ!ゴーグルV」(1982)
26.「バトルフィーバーJ」(1979)
27.「勝利だ!アクマイザー3」(1975)
28.「斗え!超神ビビューン」(1976)
29.「ゴーゴーキカイダー」(1972)
30.秘密戦隊ゴレンジャー(観客の皆さんと)指揮:渡辺宙明、徳永洋明
31.Zのテーマ(観客の皆さんと)指揮:渡辺宙明、徳永洋明
32.マジンガーZ(観客の皆さんと) 指揮:渡辺宙明、 徳永洋明
【演奏】
指揮:徳永洋明、渡辺宙明
演奏:渡辺宙明スペシャルブラス
選曲・解説:貴日ワタリ
録音:上埜嘉雄
【収録】
2017年3月2日、渋谷区文化総合センター大和田
<作曲家 渡辺宙明(わたなべちゅうめい)>
1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。
作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。
1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2015年8月、2016年3月、5月、2017年3月、自身の記念コンサートではアンコールで指揮者として自身の楽曲を指揮した。現在、92歳を迎え、数多くのイベント、CD企画が進行中である。
<渡辺宙明スペシャルブラス>
ジャズ・オーケストラ藝大Manto Vivoのメンバーを中心に、気鋭のミュージシャンを加えた1日限りのスペシャルバンド。
<指揮:徳永洋明(とくながひろあき)>
京都に生まれ藤沢に育つ。
湘南学園中・高等学校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業。
中学三年生で母校湘南学園創立55周年「祝典序曲」を作曲(広上 淳一指揮 読売日本交響楽団により初演)。
第7回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第二位。
1997年より五年間、「横濱ジャズプロムナード・シンフォニックインジャズ」では、山下洋輔、坂田明、斉藤徹、板橋文夫、林栄一各氏等日本を代表するジャズミュージシャンと神奈川フィルハーモニー管弦楽団との共同作業においてオーケストレイションコラボレイターならびに小松一彦氏等と共に指揮者を務め、各方面より高い評価を得る。
「2 agosto」国際作曲コンクール(於・イタリア、ボローニャ)においてクラリネット協奏曲「Clarinettissimo!」が第三位を受賞。
2004年には香川県芸術祭作曲コンクール最高位を受賞。
作曲は多岐にわたり、全音、カワイ楽譜等から出版されている。
作曲活動と並行して指揮者、ピアニストとしても活動し、様々のジャンルの音楽家より篤い信頼を得ている。日本作編曲家協会会員。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年05月11日 00:00