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フランスの新進ソプラノ!エルザ・ドライジグ『Miroirs - オペラ・アリア集』


【参考映像】グノー:歌劇《ロミオとジュリエット》より
アリア「私のいとしい人よ、私の勇気を奮いたてて」
2018年6月16日『グノー・ガラ・コンサート』より

1991年、フランス生まれのエルザ・ドライジグ。父親がフランス人、母親はデンマーク人で、二人とも音楽家であり、彼女も幼い頃から音楽に親しみ、2016年にはプラシド・ドミンゴが主催する「Operalia in 2016」で一位を獲得、サイモン・ラトルも認められ、今や世界的に注目を集めています。2018年の夏にはバレンボイムとツアーを行うということで、そのキャリアに一層磨きがかかることでしょう。
「Miroirs」と題されたこのアルバムは、タイトル通り「鏡に映った姿/反映」をモティーフにしたアリアが選ばれています。それは鏡を見ながら思いにふけるタイス、若き溌剌としたロジーナが、結婚生活を経て憂鬱な伯爵夫人に変貌するフィガロの物語や、シェークスピアの名作「ロメオとジュリエット」のジュリエットがグノー作品と、世界初録音のシュタイベルト作品では違った姿を見せる様子など、一人の女性の持つ二面性を描き出すという興味深いプログラムです。また、効果的な対比を示すために、リヒャルト・シュトラウスの「サロメ」はフランス語版で歌われています。すでに彼女の声の熟成されたも期待できる素晴らしいデビューアルバムです。
(ワーナーミュージック)

【収録予定曲】
1) グノー:歌劇『ファウスト』より「何と美しいこの姿(宝石の歌)」
2) マスネ:歌劇『タイス』より「ああ、やっと一人になれた」
3) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「柔らかなレースに包まれて」
4) マスネ:歌劇『マノン』より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
5) シュタイベルト:歌劇『ロメオとジュリエット』より「もはや自然の法則などかまうものですか」 (世界初録音)
6) グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「冷たい不安が血管を流れて」
7) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「今の歌声は」
8) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「愛の神よ」
9) マスネ:歌劇『エロディアード』より「彼は優しい人」
10) R.シュトラウス:歌劇『サロメ』より「ああ、お前はこの口に 接吻をさせなかった」(フランス語歌唱)

【演奏】
エルザ・ドライジグ(ソプラノ)
ミヒャエル・シェーンヴァント(指揮)
モンペリエ・オクシタニー・ピレネー=メディテラネ国立管弦楽団

【録音】2018年4月16-21日、モンペリエ、ル・コルム

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年07月27日 12:00