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ジャン=ギアン・ケラス待望の新録音!“ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のための6つのソナタ”


[harmonia mundi 公式チャンネルより]

ケラスのチェロが描く、ヴィヴァルディの音楽の光と影。

音楽への真摯な姿勢に貫かれた活動を展開しているチェリスト、ジャン=ギアン・ケラス。今回は、ガット弦と、バロック・スタイル・ボウ(シャルル・リシェ)で、非常に艶っぽく、時に親密でソフトにヴィヴァルディのソナタを聴かせます。

ヴィヴァルディ、というと、まるでプルーストのマドレーヌのように、自身の幼い頃を思い出すというケラス。熱心なアマチュアピアニストだった母は、ケラスが言葉を話し出す前から、ヴィヴァルディらの室内楽も演奏しており、ケラスがチェロをはじめた頃からこれらのヴィヴァルディ作品は自分と共にあったといいます。
「ヴィヴァルディは聴き手の手をとって、実際に味わったり、見たり、踊ったりすることのできるような世界にいざなってくれる」と語るケラス。
通奏低音も、曲や楽章によって編成を変えるなど、曲のキャラクターが際だつように演奏しています。すべての曲が完全に手の内に入っている余裕も感じられる、らくらくとした演奏。明晰であいまいなところのない譜面の読み込みと、すべてを弾きこなす完璧なテクニックで、ヴィヴァルディ作品の光と影を描きます。

チェンバロのミヒャエル・ベーリンガーは、フライブルク・バロック・オーケストラでもチェンバロ奏者としてツアーに参加している名手。ヒレ・パールとバッハのソナタを録音しています。リー・サンタナはアメリカのリュート・テオルボ奏者で、フライブルク・バロック・オーケストラでも活躍したほか、ヒレ・パールの夫君でもあります。クリストフ・ダンゲルはコワンらに師事しており、ムローヴァ、ジョシュア・ベルらと共演もしている中堅です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のための6つのソナタ
・ソナタ第5番 ホ短調 RV40
・ソナタ第1番 変ロ長調 RV47
・ソナタ第3番 イ短調 RV43
・ソナタ第4番 変ロ長調 RV45
・ソナタ第2番 ヘ長調 RV41
・ソナタ第6番 変ロ長調 RV46
【演奏】
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/ 1690年、ミラノ(製作者不明))
ミヒャエル・ベーリンガー(チェンバロ、オルガン)
リー・サンタナ(テオルボ)
クリストフ・ダンゲル(チェロ)
【録音】
2017年10月

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語帯付き、解説付き]

 

<ジャン=ギアン・ケラス 2018年来日スケジュール>
ローレンス・レネス(指揮)、東京都交響楽団
武満徹:オリオンとプレアデス―チェロとオーケストラのためのほか

9月23日(日・祝)14:00 三鷹市芸術文化センター
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ) & フレンズ

[トラキア・プロジェクト〜クラシックとギリシャ・ペルシャ伝統音楽の架け橋]
9月24日(月・休)14:00 浦安音楽ホール
ケラス & フレンズ〜地中海の風

9月28日(金)19:00 静岡音楽館AOI
シュレール:委嘱・世界初演/トラキア伝統音楽:日曜日の朝/コダーイ: 無伴奏ソナタ第2楽章 他

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年07月27日 00:00